2026年1月30日金曜日

ソシンロウバイとか

 早朝、大きめの公園へ。ツイッターを見ていると、ロウバイの開花報告がぽつぽつと投稿され始めているので、一応様子を見に行ってみることに。

甲府盆地は東京に比べると数週間春が遅れるので、まだ咲いていないかな?と思ったのだが数輪だけ咲いていた。


ソシンロウバイは、雌蕊が雄蕊より先に熟す雌性先熟だ。
上の写真は、まだ咲き始めの花で、雌蕊を囲うように雄蕊が放射状に広がっている。
雌蕊をもっとアップでわかりやすく撮りたかったのだが、今日は風速8mの強風で、とてもじゃないがzuiko90mmマクロで拡大撮影できるような状況じゃなかった。公園に数株だけ植えてある個体だから、ちぎって持って帰るわけにもいかないし…


こっちが雄性期の花。雄蕊が枯れた雌蕊を閉じ込め、花粉を放出する。
もう少し花期が進んだら撮り直そうか。

ハリエンジュ冬芽




2026年1月27日火曜日

対低温

 1/26

早朝、-7℃まで冷え込んだので、霜を撮影しようと思いフィールドへ。
現地に着いてみると、霜がほとんど降りていなかった。恐らく、昨晩は強風が吹いていたので霜が降りづらい条件だったのだろう。
仕方ないからもっと北上して清里まで行くか、と車を走らせてみたのだが、清里まで行くと積雪が凄くて、そもそも雑草が見えなくなっていた。まあ仕方ない。

しばらく冬芽を撮ったりしていたら、突然カメラのシャッターボタンが反応しなくなった。電源を切って状態をリセットしようとしたら、今度は電源が切れない。電源ボタンをOFFにしても液晶が付いたままだ。多分寒すぎてカメラがおかしくなったのだろう。ヒーターベストの中に入れてしばらく温めても直らなかったので、無理やりバッテリーを取り出して電源をOFFにしたら直った。
オリンパスってそんなに寒さに弱かったっけ?と思い公式サイトを調べてみたら、耐低温は-10℃までなのだそうだ。今朝の清里は-11℃を下回っていた。

クサギ冬芽
クサギの冬芽ってもう少し紫がかっているイメージだったのだが、この個体は茶色がかっている。個体差があるのだろう。というか本当にこれクサギだよな?心配になってきた。



ヘクソカズラは、上の写真のように熟してしまえばほとんど臭いがしない。でも、実をつぶすとわずかに臭いはする。


パリパリになった皮を剥くと、オレンジ色の実が出てくる。見た目はミカンみたい。
でも、皮をむいた状態で一日放置しておくとあっという間に黒く変色してしまう。


ビロードモウズイカのロゼットを発見。葉が毛むくじゃらで特徴的なので撮影してみた。毛むくじゃらの葉はいろいろあるが、拡大して見ると植物によって毛の様子がかなり違ったりする。


ビロードモウズイカの毛は、無数の綿毛が密集したような生え方だ。セイタカアワダチソウの綿毛に似ている。

2026年1月23日金曜日

冬芽とか

早朝、寒すぎて外に行くのを止めようかという考えが一瞬脳裏をよぎったが、ヒーターベストを着て無理やり外出。


ヌルデの冬芽は、冬芽も枝も毛だらけ。これが寒さや害虫対策に役立っているのかは正直わからない。


クズの冬芽。葉痕の表情に結構バリエーションがあるのでおもしろい。
冬芽は、顔みたいに見える葉痕が主役みたいになりがちだけど、あくまで「冬芽」なので冬芽にもちゃんとピントが来ていなければならない。
冬芽と葉痕の両方にピントを合わせようとすると、ヌルデの冬芽はやや撮り辛い被写体だが、クズの冬芽はのっぺりしているので撮りやすい。


ミズキの冬芽。やや光沢がある。


帰り道、オニドコロの実が落ちていたので持ち帰り、種を取り出して撮影してみた。モミジやアカマツの種みたいに翼で風を受けて遠くへ運ばれる。
大きさには個体差があるが、一番小さいやつとか、これちゃんと芽生えるんだろうか?



2026年1月22日木曜日

冬越し

 

昨日SDカードを家に忘れたせいで撮り逃したシーンを撮るため、ススキ原へ。
この場所はまあまあ大きいススキ原になっていて、結構お気に入り。県道沿いにあるのですぐ隣を車が頻繁に通るのだが、ススキが鬱蒼としているおかげで自分の姿が隠せるのも良い。車の中からあの人何してるんだろう?的な視線を向けられるのが僕は嫌なのだ。

さて、上の写真のススキは、2年前の秋にも撮影した株だ。久々に撮影したのだが、周囲のススキが2年前よりも伸びているので画面がすっきりしない。どうせ枯れている茎だし、画面に入らないようにどかして撮影すればよかったかな?


ちなみに、これが2年前に撮影した写真。


今日はとにかく、昨日撮り逃したススキの冬越しの撮影をしに来たのだ。
生え際の枯れ草をどかすと…


やはり、ススキの若芽が見つかった。しかし、中には生え際を覗いても若芽が一つも見つからない株もあった。まだ地面の中にいるのだろう。
小さい株よりも大きい株の方が若芽が見つかりやすい気がした。


なんかタケノコっぽい


2026年1月21日水曜日

また忘れる

午前中、撮影用木箱の工作をするためにホムセンへ木材を買いに行った。木材は、カットされているやつよりもカットされていない大きい板の方が安いので大きいものを買うのだが、長さが2メートル近くあるので、持ち帰るのも工作するのも一苦労。
そこで、今日は木材のカットサービスを使ってみることにした。一カット50円。
今回は杉合板を60㎝間隔で3等分してもらった。今まで、カットサービスを利用するために店員に話しかけるのが億劫と言う理由で使っていなかったが、かなり便利なのでこれからは使おうと思う。

ところで、何気なく園芸コーナーで見た黒土の値段に驚いた。去年の夏までは一袋300円だったのに、いきなり200円くらい値上がりしている。僕が植物の撮影に使う主力の商品だったのだが、ここまで高くなると相当キツイ。

家に帰って、早速工作。今回は横長の木箱を作った。
通常、根の地中断面は縦構図で撮影するので縦長に作るのだが、今回は地下茎が横に伸びていく様子を横構図で撮りたいので横長だ。被写体は、ドクダミかツクシの予定。でも、地下茎は断面に沿って綺麗に伸びてくれるのだろうか?やってみないとわからない。


午後、北杜へ。良さげな被写体を見つけたのでカメラを構えたが、液晶を覗くと「カードを認識できません」とのメッセージが。また家のPCにカードを刺しっぱなしだ。同じミスを2か月に1回のペースでやらかしてないか?もし僕がウェディングカメラマンとかだったらどうなっちゃうんだろうな。
とりあえず、今日観察したものをブログ用に撮影したiPhoneの画像で紹介しておく。


以下、iPhoneの写真


冬枯れのススキ。もう綿毛は全て飛びきっている。

でも、冬のススキで注目すべきは株の根元。
根元の枯れ草をどかしてみると…

緑色の芽を出したススキの赤ちゃんを発見。枯草に包まれて春を待っている。

2026年1月20日火曜日

新鮮な匂い

ドクダミの地下茎を採集するために農道へ。
最後にドクダミを確認した記憶が去年の6月頃なので、記憶を頼りに生えていた場所を見つけたのだが、どうやらコンクリートの隙間から生えていたようで、地下茎を掘り出すのが困難だった。
去年撮影したときは生え際が雑草で隠れていたのでコンクリートから生えていると気づかなかったのだ。

近くに別の群落が無いかな…と周囲をキョロキョロ探していたら、林縁の斜面に茶色く枯れたドクダミの茎と葉が残っているのを見つけた。カサカサに枯れていて、一見するとこれがドクダミだと判別するのは難しいのだが、少し前にドクダミ茶用の乾燥ドクダミが売られているのを直売所で見ていたので、すぐにドクダミだと判別できた。
だが、いざ掘り出してみると地下茎がトロトロに分解されてしまっていた。枯れた茎を引っこ抜いて地下茎ごと引っ張り出そうとしても、途中でちぎれてしまう。
もしかして、単純に掘る深さが足りないのかな?とショベルで少し深めに掘ってみたら、急に白い地下茎が姿を現した。てっきり地下茎は茶色を想像していたのだが、ドクダミの地下茎は白いようだ。
掘り出した瞬間、土の中から強烈なドクダミ臭が香ってきたのですぐにこれは新鮮な地下茎なのだとわかった。葉よりも匂いが強いかも?

採集した地下茎は、地中断面にセットして育てる予定だ。断面撮影用の木箱が足りないので、明日ホームセンターで木材を買ってきて工作することにする。







2026年1月18日日曜日

根っこ

 芽生えを撮影するために、いくつか雑草の種を採集した。目的の種は早々にゲットしたので、ついでにタンポポの根っこを採集していくことに。
タンポポの根を掘り出すためにまずはタンポポのロゼットを見つけるわけだが、この時期になるとロゼットの葉っぱが溶けてしまっていて、土手に生えたタンポポは意外と見つけ辛いことが分かった。ロゼットは、冬の間はずっと元気だと思っていたけれど、そうでもないんだな。

かろうじて咲いている季節外れの花を見つけて、その個体から何本か根っこを採集できた。
採集したタンポポの根っこは、家で水に漬けておいて芽生えさせる予定だ。
根っこは、種や芽生えに比べて地味だが結構面白い。ただ、シーンによっては撮影が非常に難しいので時間が掛かる。今年は、木箱を大量に作り、地中断面を大量に撮影する予定だ。


今日もカラスノエンドウを掘って根粒菌の観察。
逆光にあてると、中のレグヘモグロビンの色が透けてピンク色になった。

他のマメ科植物の根粒菌も掘り出して観察してみようか。








2026年1月15日木曜日

久々上京

 上京、出版社へ。今日お会いした人は2人とも初対面だったので流石に緊張した。僕は極度の緊張しいなので新宿駅あたりから喉が閉まって気持ち悪くなってきて絶望していたのだが、何とか出版社まで辿り着けた。この緊張癖を本格的に自覚したのは20歳の時だったが、その時からずっと治らない。

緊張するんだけど、自然写真の本の話ができるのは楽しくもある。地方で自然写真を撮っていると基本的に孤独なので(逆にそれが良いのだが)、周囲に自然写真の話ができる人が居ない。同じ自然写真好きでも、意外と話が合う人は少ないし。


ところで、ブログの調子がすこぶる悪い。スマホから更新しようとすると、文字サイズがぐちゃぐちゃになる上に、どうやっても戻せない。PCで閲覧しているときは正常なのだが、スマホからこのブログを閲覧すると文字サイズが途中で小さくなったりしてしまう。






2026年1月12日月曜日

根粒菌の断面

 胸の内側がチクチクする頻度が少し増えてきた。二年前に発症した帯状疱疹の痕がうずいているのだと思う。
二年前、帯状疱疹が治っても、その後数か月は疲れが溜まると胸がチクチクし始めるという症状が出ていたものだが、最近になってまた症状が復活し始めたようだ。
昨日の午前中、ブラインドに篭っていたのだが、椅子を忘れてしまい、数時間凍った地面の上に座る羽目になったのでそのせいで疲れてしまったのだろうか。
帯状疱疹を再発しても困るし、今日は本当に家にいよう!とだらだらしていたのだが、午後になったらソワソワしてきて、撮影用の植物を採集しに出かけてしまった。
どうにも、写真を撮らない日を作るのが怖い。



カラスノエンドウを引っこ抜いてきて、根粒菌を採集してきた。
カラスノエンドウの根の撮影は、去年の秋から地中断面で定点撮影しているのだが、木箱の中に霜柱ができて根が浮き上がってしまい、かなり状態が悪くなってしまった。もうほぼ失敗なので、来シーズンの宿題かな…
木箱の上にビニールを被せておけば、霜柱もできないはずだし。
カラスノエンドウはなかなか面白い植物で、花の作りも面白いし、種飛散も面白い。しかも根には根粒菌があるのだから、かなり撮影のし甲斐があり、力を入れて撮影している。




断面を切ってみると、やや赤色。根粒菌の中にはレグヘモグロビンという物質があるらしく、そのせいで赤色になっているそうだ。

2026年1月10日土曜日

1日3枚

​1/7

明日までに送っていただけると…と催促を受けている写真が3枚あるのだが、3枚ともまだ撮れていない。決して後回しにしていた訳ではなく、もがいてもがいて今日を迎えた感じだ。
幸い、どの被写体も条件が整ってきて、明日一日で撮れそうだったので、明日は早起きして全力で取り組むことにした。

1/8

日の出前に起きる。今日中に撮らなければならない写真のうち2枚が青空バック指定の写真なので、日が昇ってすぐに公園へ向かい、山沿いの雲が広がってくる前に決着をつけようと思った。午前中は一日中快晴の予報なのでそこまで雲を警戒することはないのだが、数時間後に農家さんのところに被写体を探しに行く約束があるため、1時間ほどで撮影を済ませなければならない。

何とかうまく撮れたので、すぐに農家さんのところに向かう。撮影に適した被写体があるか不安だったが、何とか一つだけ完璧に近い個体が見つかって安心。すぐに帰宅して物撮り。ライティングした際の光沢の出方が個体によって微妙に違うのでコントロールするのに小一時間かかったが、数日前に事前練習をしていたおかげもあり、上手く撮れたと思う。

撮影後、すぐに写真を3枚とも送信。何とか間に合った…

まあ、バイトは無理やり2時間遅刻したのだが。





2026年1月6日火曜日

約束

 起きたら胸が痛かった。心とかじゃなく内側が。
ここ最近、バイト前に野菜を撮影してすぐ山に登り、カケスを待ち伏せするためにブラインドに篭る生活をしていたら少し疲れてきたようで、今朝からうっすら具合が悪い。
今日も9時まで野菜を撮影した後、正午まで山に篭ろうとしたのだが、やっぱりやめた。
普段なら多少の疲労は気にせずに山に行くのだが、今月は約束ごとが多く、近いうちに上京して打ち合わせだったり農家さんのところに行って取材だったりがあるので無理をして体調を崩すわけにはいかない。

さて、数日後に失敗できない撮影があるのであらかじめ予行練習をしておくことにした。
被写体の鮮度の良いうちに撮らなければいけないので、撮影当日にライティングにもたもた苦戦して被写体が傷んでしまったなんてことは避けたい。
いざ予行練習をしてみると、反射の強い被写体なので、撮影角度によっては輪郭が飛んでしまい、黒締めが必要なことが分かった。明日、黒締め用の黒い板を作っておくか。
黒締めと言えば、少し前に写真協会の集まりに行ったとき、ある昆虫写真家が反射の強い昆虫の標本写真を撮る時にはその虫の形に合わせて加工した黒締めの道具を使うというようなことを話してくださったのが面白かったので覚えている。



2026年1月4日日曜日

強制フォーマット

 野菜の撮影が佳境に入っている。野菜は日々成長しており、昨日の姿と今日の姿とでは様子が全く違うので、一度ミスして日をまたいでしまうとやり直しが効かない。

撮影後、すぐに画像を処理してzerene stackerで深度合成していたら、突然zerene stackerが重くなった。画像を保存した途端にフリーズしてしまったようだ。とりあえずソフトを終了しようとしたら、突然エラーが出た。



瞬時に、ああ、これは良くないやつだ…と察してメディアを読み込んでみたら今度はこの表示。



まさかの強制フォーマット。まあ、こんなことが起きても良いように画像処理をする前にクラウドに撮影画像をすべてバックアップしているのでダメージは無いのだが。少し焦った。

zerene stackerで深度合成した画像を、まだ撮影画像の入っているSDカードに保存しようとしたのが悪かったのだろうか?でも、ここ4年くらいこの方法でやっているし、こんなトラブルが起きたのは初めてだ。


野菜撮影の合間にビワの様子を見に行った。今日はメジロが5匹くらいの群れで来ていて、一瞬だが撮影のチャンスがあった。もう少しクオリティをあげられるように回数を重ねたい。


2026年1月3日土曜日

ミス

 

ビワの蜜を吸うメジロを撮影しようと木の前で張り込んでみたが、今日はメジロがやってこなかった。午前中いっぱい待ってみたかったが、今日はやることがあり、フィールドに居られたのは一時間ほど。



花をじーっと観察してみる。すると、雄蕊が花の中央を向いて曲がっていることが分かった。他の花を見てみても、雄蕊が中央に集まっている傾向にある気がする。ここに吸蜜に来たメジロがくちばしを差し込めば、ちょうど雄蕊の花粉がくちばしに付着しやすいのではなかろうか。とても理にかなった位置関係だと思う。

さて、午後からバイトだったのだが、働いて4時間ほど経ったところで今日が出勤日じゃなかったことに気づき絶望。本当は休みなのに、勘違いして普通に働いてきてしまった。



2026年1月1日木曜日

ヒビ

 午前中、野菜の撮影を済ませ、午後は山へ。


登山口へ向かう途中、トイレットペーパーみたいな匂いがするなと思ったらビワの花が咲いていた。しばらく花を撮っていたら、奥の方からガサガサと何かがいる音が聞こえる。


音の正体はメジロだった。よく行動を観察してみれば、しきりに花の蜜を吸っている。そういえばビワは鳥媒花だった。


蜜を吸う瞬間を撮ろうと頑張ってみるが、中々うまくいかない。奥の方に咲いている花にばかり来るせいで中々写らないし、写ったとしてもピントが微妙にずれる。
上の写真は、ピントが胴体に来てしまっているし、肝心の顔とくちばしが隠れているので蜜を吸っているということが説明できていない。もっと横のアングルから撮れれば上手くいっていたのだが。
その後メジロはどこかに行ってしまい、40分ほど待ってみたが戻ってくることは無かった。
明日か明後日にリベンジだな。


ヤマフジ 冬芽


ハリエンジュの冬芽は、棘よりも葉痕の部分に注目したい。
よく見るとヒビが入っているのだが、春になると、このヒビから新しい葉っぱが割れ出てくる。