2026年8月9日日曜日

雨滴散布

 


アサガオの花粉管が発芽する様子を撮りたいのだが、上手くいかない。ブドウ糖を混ぜた寒天培地をスライドガラス上に作り、そこに花粉を撒いて観察をするのだが、全く発芽しない。
詳しく調べてみたら、アサガオは培地上で発芽を観察するのが困難なのだそうだ。
培地上での観察が無理なら、やはり柱頭上で花粉管が伸びる様子を何とかして撮るしかないか…
でも、いざ柱頭で発芽している花粉を撮ろうとしても、花粉管が完全に柱頭と花粉の間に隠れていて全く見えない。この撮影を始めた当初は、隙間からちょろっと見えたりしないかな?とか思っていたのだが、今のところ全く観察できない。


集落を歩いていたら、石垣でマツバギクの実が目立っていたので撮影。うちの近所では全く結実しないのに、何故か北杜市に行くと結実している株が良く見つかる。理由はよくわからない。
いくつか採集して、実が雨に濡れて開く様子を定点撮影しておいた。






実が開くと、中に雨水が溜まっていき、やがては雨水と一緒に種も流される。雨滴散布と呼ばれる散布方法だ。種が雨水と一緒に流れる様子も撮ろうとしたのだが、うまく流れてくれず、ちゃんとした写真は撮れなかった。
あとは種が芽生えるシーンの写真も欲しいし、まだまだ写真が足りない。

2026年8月7日金曜日

ウドとか

 暑すぎてまともに歩けない。
2時間ほど農道を歩いたが、それが限界。撮影用の昆虫を採集して早々に帰宅してしまった。

ウドの花に、キボシアシナガバチが来ていた。ハエの仲間もちらほら来ていたが、アシナガバチの仲間が一番多く来ており、結構迫力がある。


ウドの花はヤブガラシやヤツデのように蜜を大量に分泌している。花びらや花筒が無く、蜜が花の表面に分泌されているため、ストロー状の口を持たないアシナガバチでも簡単に蜜にありつくことができる。
その場で、分泌されている蜜を撮ってみたのだが、zuiko60㎜マクロだと倍率が足りなくて蜜がわかり辛い。
そこで、花を家に持ち帰り、もっと高倍率のレンズで撮影しようとしたのだが、いざ家に持ち帰ると蜜が乾いてしまい、それ以降ちゃんと分泌されなくなってしまった。残念。
今年はいろんな花の蜜を撮影しているが、ほとんどの花は切り離して家に持ち帰っても、水に挿して放置しておけば蜜が分泌される傾向にあったので油断していた。


クロマルハナバチを採集したので、白バックを撮影するついでに、脚の花粉団子をアップで撮ってみたのだが、家に持ち帰っている途中で花粉団子がひしゃげてしまい、汚くなってしまった。本当はもっと真ん丸だったのだが…



2026年8月5日水曜日

夏ボケ

 


庭のヒマワリはもう終わり、一応今年も、結実するまでを定点撮影しておくことにする。

さて、午前中は北杜の方に出かけて虫を撮ろうと思ったら、フィールドに着いた瞬間、SDカードをカメラに入れ忘れていたことが発覚し、家にとんぼ帰り。月一のペースでやらかすなぁ。


近所のマリーゴールドでハキリバチの仲間が訪花していた。
そういえば、ハキリバチの仲間はお腹に花粉を集める習性があるけれど、それを説明する写真を撮っていないなと思ったので撮っておくことに。


意外とゆっくり吸蜜しているので、簡単に撮れた。
しかし、家に帰って画像を確認したら、カメラの設定を間違えてISO3200のF18で撮っていたせいで解像感が非常に悪い。うっかりしてたな。

ハキリバチの撮影後、ホームセンターにミカンの苗木を買いに行った。ナミアゲハを呼ぶためだ。
ナミアゲハの成虫の白バックが撮りたいのだけど、屋外の個体はどれも翅が擦れているので幼虫から育てて羽化させることにした。
育てる分にはユズやキンカンとかでも問題ないと思うけれど、ミカンが定番だからミカンの苗木を買うことにした。
しかし、ここでもやらかした。僕は確かに商品POPを確かめてから温州ミカンの苗木を買ったつもりなのに、車に戻って買った苗木を見たら、何故かユズの苗木を買っていた。もう意味が分からない。暑さで頭がやられたんかな?


わちゃわちゃ動いていたらあっという間にバイトの時間。家に帰らずにそのままバイト先にに向かったのだが、ここでも痛恨のミス。
ワイシャツはちゃんと車に積んで持ってきていたのに、ズボンを私服のまま来てしまった!家に戻って制服を取りに行っていたら間に合わない。
結局、運良く、倉庫に余っていた予備のズボンを貸してもらうことができた。
やばいなぁ。


2026年8月2日日曜日

前葉体

 自分のプロフィール写真が必要になったので撮りに行くことに。
プロフィール写真は、22歳の時に撮影した写真があるのだが、あれから3年経って、多分少し顔が変わっていると思うので撮影し直しておくことにした。
もちろん自撮りなので、山の中で三脚を立て、どの角度の顔が一番マシなのかを探る。
炎天下の中で何枚も撮っているうちに、すべての顔がナルシストっぽくてゲシュタルト崩壊してきた。
僕は人の視線が嫌いなので人に顔写真を見られるのも嫌い。一時期、ホームページのプロフィール欄に顔写真を載せていたのだが、恥ずかしくなって消してしまった。

家に帰ったら、スギナの胞子を撒いたままずっと放置していた容器に前葉体が芽生えているのに気が付いた。

でもこれ多分、スギナの前葉体ではないよな。スギナの前葉体はもっとレタスの葉っぱみたいな雰囲気しているし。そもそも、ツクシの胞子を撒いたのが3月なので、今になって胞子が芽生えたとは考えにくいしなぁ。他の鉢にも発生していたので、要観察だ。





2026年8月1日土曜日

林床で

 


庭のヒマワリも後半戦。ヒマワリは手軽に移動できるように鉢植えにしているのだが、この猛暑で鉢の水分がすぐに蒸発してしまうので、水をやっても数時間で葉が萎れてきてしまう。土だけでなく、葉からも水分がかなり蒸発していると思う。

クズやカタバミなんかは暑すぎると葉の角度を調整して水分の蒸発量を調整するけれど、ヒマワリにはそういう機能はたぶん無いので、すぐに葉が萎れる。

朝一番の順光で撮影しようとしても、葉が萎れていたら不自然な写真になるので、、撮影する数時間前に水をやって葉を復活させておく必要がある。

薄暗い林床でキツネノカミソリを発見。キツネノカミソリはヒガンバナの仲間だけど、種を作ることのできる植物だ。

ヒガンバナが種を作らないことを初めて知ったのは、甲斐信枝さんのこの本がきっかけだった気がする。 ひがんばな|福音館書店



ウバユリも何株か見つけたので撮影しようとしたが、どれもカナムグラに巻き付かれていて撮影向きの株は無かった。


ウバユリの花には小型のハナアブがたまに来ているのだが、それ以外の昆虫が来ている様子を今のところ見ていない。構造的にハチが潜り込みそうな形をしているのだが、どうだろう。


エノコログサの花をちゃんと撮っていなかったことを思い出したので撮影しておいた。
黄色いのが雄蕊で白いブラシ状のものが雌蕊。この手の小さいものを深度合成しようとすると、どうしても被写界深度の浅さから合成に破綻が生じてしまう。
上の画像も、救えそうなところはレタッチで何とかしたが、それでも限界があった。




2026年7月28日火曜日

本と流れ

​写真絵本のラフ原稿を作っているが、中々に苦戦中。

色々考えて気づいたのだが、1種類の生き物を追う構成よりも、複数種類の生き物を企画的な切り口で取り上げる方が本の中の流れが破綻しやすい気がする。

ひと見開きごとに取り上げる生き物が変わる場合、気を抜くと情報の羅列の繰り返しになってしまうので、自分の面白いと感じたことや体験談を積極的に取り入れようとするのだが……

なんて言うか、ひと見開きごとに内容が完結してしまうというか。

自分の体験を文章に書こうとすると、上手くページ間の繋がりを作ることができない。僕は本を作ることを前提に写真を撮り集めてはいるが、数十ページ分のストーリーになるように順序よく自分の撮影活動を調整している訳では無いのでそのせいだろう。

そういえば、皆越ようせいさんの「うみのダンゴムシ やまのダンゴムシ」という本があるのだが、この本は皆越さんの撮影活動と生き物の説明が両立して楽しく紹介されているのでとても面白い。オススメだ。


またブログの調子が悪い。PCからなら問題ないと思うが、スマホで閲覧すると今日の日記は文字の大きさがバラバラだと思う。




2026年7月23日木曜日

一進一退

 先日、撮影用センサーの投光部を壊してしまったと書いたのだが、今日新しく届いた部品を試してみたら、全く動かない。どうやら、壊れていたのは投光部ではなくセンサー本体の方らしい。ああ、どんどん金が無駄になる。
それにしても、なぜ壊れたんだろう?撮影部屋が暑すぎるのかな?カタログには使用環境温度は55℃までと書いてあるので暑さにはそれなりに強いはずだが…。
まあ、中古で買った製品だし仕方ないか。


午前中は長野へアザミの撮影。
ノアザミの全体写真が撮りたいのだがなかなか良い状態の株が見つからず苦戦していた。
株全体を写そうとすると、花を1.2個付けているだけの華奢な個体では画面の中のあそび(空白の部分)が増えて微妙な写真になるので、茎が沢山分岐して花を複数咲かせている株が必要だ。
今日行った高原にはかなりの数のノアザミが群生しており、なんとかそれなりの全体写真を撮ることができた。


シカが食べてしまうのだろうか?茎がちぎられている株がとても多い。
シカが食べているのだとしたら、よく葉の棘を嫌がらないものだ。


家に帰って撮影中のマツモの様子を見たら、雄花に変化が。
あれだけ揺すっても水流を送っても花粉を出さなかった雄花だが、なんと、葯が分離して、水面に漂い、花粉を放出していた。
想像していた花粉の出し方と全く違う!本やネットには、水中で花粉を放出すると書いてあったので水中の雄花からそのまま花粉が飛び出すのかと思っていた。しかし実際のところは、ウミショウブのように花粉の入った葯を水面に漂わせ、水中に花粉をまき散らす方式だったのである。
今まで水中の雄花をひたすら見つめても花粉が観察できない理由がやっと判明した。
今日の写真は適当に撮った証拠写真なので、ちゃんとした写真は撮影用のセットを整えてから撮影したい。



2026年7月21日火曜日

センサー破壊

 やらかした。
カタバミの種子飛散を撮影するために使っているファイバセンサが突然反応しなくなったので原因を調べていたら、赤外線ビームを出す穴にカタバミの種皮が挟まっていて光を遮っていたことが原因だった。息を吹きかけたりしても取れないので、昆虫標本用の細い針を使って種皮を取り出したのだが、どうやら針で投光部を傷付けてしまったようで、ビームが全く出なくなってしまった。大げさに触ったりしたつもりはないのに、ファイバセンサってこんなに繊細なのか!
ということで新しいものを買いなおさなければならず、1万4000円の出費。


さて、とある湖に行ったら、流れのよどんだ場所で状態の良いマツモ群落を発見。ずっと探していたので嬉しい。
1か月前に同じ場所を探した時にはほとんど見つからなかったのだが、単に時期が早すぎたのかもしれない。
この湖は去年からマツモやクロモの大発生が問題になっているらしく、ボート競技に支障が出ているらしい。夏休み期間中に、有志を募って大規模な駆除活動が開催されるようだ。



流れの早い波打ち際にもいくつか打ちあがっていたので少しだけ採集した。うちの水槽で育てて花を咲かせようと思う。



今年も庭のヒマワリが咲き始めた。蕾から開花の定点写真は既に何度か撮影しているが、少しでもクオリティを上げるために毎年撮ることにしている。



2026年7月18日土曜日

マクロと振動

花粉を超拡大して撮影するための機材を試行錯誤している。オリンパスの100-400mmに顕微鏡の対物レンズを付ける方法だ。
アリエクスプレスで40倍の対物レンズを1万円ちょっとで手に入れたので試してみたのだが、撮影に大苦戦。40倍ともなると、家の前を車が通っただけで被写体とカメラがブレてしまう。色々試していたのだが、カメラと被写体を同じ台に置くことでブレが随分と抑えられることが分かった。


試しにツユクサの葉を撮影してみたら、気孔を見ることができた。しかし、画質があまり良くない上に、被写界深度が浅すぎて相当な枚数を合成しないとならなかった。
葉のような平面を撮影するなら何とか撮れるけど、花粉のような球体を撮るとなると深度が必要なので、400枚くらい撮って深度合成しなければならないかも。あまりに大量の枚数を撮ると、僕の使っているsdカードでは書き込みが追い付かなくて撮影に時間がかかってしまうので、その間に家の前を車が通ったりしたら振動で写真がブレてしまう。

そもそもまず、画質が良くないのが気に入らんなぁ。対物レンズが悪いのか?それとも望遠レンズのチョイスがあまり良くないのか?

2026年7月17日金曜日

立ち直れない

根の地中断面を定点撮影中のタンポポが大きくなってきた。庭の限られたスペースでは被写体と背景が近すぎて良い写真が撮れないので、木箱ごと車で運んで近所の開けた場所で、草地を背景にして撮影することにした。後部座席にブルーシートを敷き、木箱を慎重に固定しておく。

目的地まで運転している最中、カーブを曲がった途端に後部座席から「ゴトッ」と鈍い音がした。運転中なので後ろを確認することができず、次の信号で状況を確認しようと思っていたら、間もなく車内に土の香りが充満し始めた。
「ああ、終わったかも…」
赤信号で後部座席を振り向いたら、木箱が盛大に倒れて土をぶちまけていた。もう既に状況は最悪だが、問題は根っこが断面から剝がれていないかどうか。
急いで目的地に車を停め、木箱を確認したら、タンポポの根っこごと断面の土が4割ほどこぼれてしまっていた。もう、撮影不可能。ここ数か月の努力が水の泡だ。
脚の力が抜けていくのがわかる。



なんとかして修復できないだろうかと思い、家に帰って根っこを少しづつ土に埋め直してみたが、すでに葉っぱが萎れ始めていたので、もう手遅れかもしれない。

2026年7月16日木曜日

名所

 標高1200m地点に行ったら、まだカモガヤの花が咲いていた。意外と花期が長いんだな。
そういえば、雄花の写真は撮っているのに雌花の写真はまだ撮っていなかった気がする。
ここでさっと撮っておくか…と思ったのだが、風が強くて全くうまく撮れない。少し手間だが、家に持ち帰って室内で撮影することにした。


雌花は、結構小さいので注意して探さないと見つけづらい。


雄花も撮影しておいた。
家まで穂を持ち帰るのに適した容器を持っていなかったので、ペットボトルに挿して車のドリンクホルダーに置いて運んでいたのだが、エンジンをかけた瞬間エアコンの風で花粉が舞いちってしまい、くしゃみが止まらなかった。

さて、キキョウの全体写真を撮りたいのだが、野生のキキョウを良い状態で撮るとなると一気に難易度が高くなるので、とりあえずは普通に公園に植えられているような個体を探すことに。
しかし、全体を写すのに適した綺麗な株が中々見つからない。そこで、気は進まないが、キキョウが大量に植えられている名所に行ってみることにした。

高速道路を2時間ほど運転してキキョウの名所に到着。往復の高速道路代が5000円もかかっているので必ず撮ってやる!と意気込んだはいいが、いざ現地に着いてみると、ほとんどのキキョウの根元に丁寧に支柱が立てられており、全体を写そうとしたら支柱が写り込んでしまう株ばかり。それに、花が終わった部分は実を付けないように花茎をトリミングされており、写真に撮るにはやや不自然な状態。ちゃんと下調べをしてから向かえばよかった。


キキョウ園ではタイワンタケクマバチが盛んに訪花していた。
上の写真のキキョウは、雄蕊が枯れて雌蕊が成熟するまでの雄性期でも雌性期でもない状態なので、ポリネーターによる受粉を説明する写真としては状況がやや弱い。雄蕊も雌蕊も無い状態の花でただ蜜を吸っているだけの写真だ。

このあと1時間ほど粘り、ちゃんと花粉を出している雄性期の花に訪花している様子も撮影してから帰った。

2026年7月14日火曜日

センサー

 カタバミの撮影だが、やはり上手くいかない。今使っているセンサーじゃダメなのか。
種が何回かビームの上を通っている気がするのだが、反応してくれていない。
今使っているファイバセンサは、いくつか検出モードを切り替えることができ、ハイスピードモードというモードにすると高速物体を検出できるようになるのだが、その代わりに検出可能距離が非常に短くなるので使い物にならない。なので仕方なくハイスピードモードではない普通の検出モードに設定しているのだが、普通の検出モードでは微小かつ高速の物体には反応しないことがここ数日の検証でわかった。やはりハイスピードモードじゃないとだめか…
今使っているセンサーは光の太さが1㎜以下の超小型タイプなので、検出可能距離も非常に短い。ハイスピードモードにすると、投光部と受光部を2㎝くらいまで近づけないと反応しないため、どうしてもカメラの画角内に投光部と受光部が写り込んでしまう。
もっと口径の太くて検出可能距離の長いファイバを買ってみるか…

投光部はこんなに細い


これがセンサーの本体(アンプ)ここで光量やモードをセットできる



そういえば昨日、長野の標高2000m地点をうろついていたのだが、人生で初めてコマクサを見て感動。植物写真撮っているくせにコマクサを見たことがないのは少し恥ずかしい気もするが、僕はちゃんとした登山を滅多にしないので仕方がない。

2026年7月12日日曜日

大渋滞

 長野のビーナスラインを運転していたら、まさかの大渋滞にハマり動けなくなった。
僕は知らなかったのだが、この場所はニッコウキスゲが有名らしく、今はちょうど花期の真っ最中なのだ。
どうやら、ニッコウキスゲ自生地の駐車場が満車で、それを待つ車が公道まではみだしているせいで渋滞が生じているようだった。追い越し禁止の車線でそれをやるのだから、勘弁してほしい。僕なら満車の時点であきらめて違う場所に行く。
結局、たった数百メートル進むのに一時間以上かかってしまった。渋滞中、スマホも圏外で暇つぶしができないので、初めて車でラジオを聞いた。
この時期の休日、ビーナスラインは通らない方が良い。


アザミの蕊から花粉がわき出るシーンを定点写真で撮りたいのだが、苦戦している。
まだ花粉が出ていない花を1カット目に撮り、2カット目は虫が訪花する写真、ラストの3カット目で花粉が出た後の花を撮影したい。
しかし、実際はアザミの花は刺激を与えなくても花粉がわき出ることが稀にあり、開花して間もない花でも花粉がちょろちょろ出ている。脳内で描いた絵コンテ通りの写真は多分撮れなさそうだ。


まだ咲きかけの花にもすぐ虫がやって来て花粉を出してしまうので、絵にかいたような定点撮影は難しい。


2026年7月10日金曜日

ハスの発熱

 カタバミの種飛散の撮影が上手くいかないので、今日は撮影セットに少しだけ改良を加えた。
ドライヤーの温風を当てているうちにカタバミの茎が萎れてきて実の位置がどんどん下にずれてくるので、それを防ぐために、茎の大部分を濡れティッシュで覆えるようにした。そうすれば茎の乾燥を防げる。
茎を優しく濡れティッシュで包み、それをさらに覆うようにクリップで固定してみた。クリップはアーム式にしてあるので微調整が効く。
試しにドライヤーを二分ほど当ててみたが茎が萎れる様子はない。これなら上手くいきそうだ。

問題は、センサーがカタバミの種に反応してくれるかどうか。昨日採集してきた実が今にも弾けそうだったので、センサーをセットして試してみたのだが、全く反応してくれない。いや、そもそも、種が変な方向に飛んでいくせいでビームを通過してくれていない。
ビームの位置を実に触れるか触れないかくらいまで接近させれば弾ける瞬間の種をキャッチできるのかもしれないが、ビームを実に近づけすぎると、ドライヤーの温風を当てて実が揺れた時に実がビームに触れて誤作動を起こしてしまうのでそれはできない。上手いこと行かんなぁ。
とにかく、今使っているセンサーがカタバミの弾ける種を検出できるという確証が欲しい。検出可能だということさえわかれば、あとは数をこなすだけなのだが。



そろそろ大賀ハスが咲き始めているかも…と思い、見に行ってきた。
ハスの花は、開花時に花の中心部を発熱させて訪花昆虫をおびき寄せるらしい。
実際に発熱している様子を撮りたくなったので、サーモカメラを買って撮影してみた。


上の写真は、さっきと同じ花をサーモカメラで撮影したもの。
確かに、花の中心部の温度が周囲に比べてやや高くなっている。ただ、今日は猛暑日なので周囲の葉も黄色く高温になっており、絵的に少しわかり辛い。
晴れの日よりも曇りの日に撮影した方が花だけが高温になっている様子を撮影できるのかもしれない。
ところで、初めてサーモカメラを使ったのだが、思っていた以上に画質が悪い。僕が安物の商品を購入したせいかな?それともこういうもの?
今回買ったのは、2万円くらいで買えるiPhoneに取り付けるタイプのサーモカメラだ。
ちゃんとした製品は6万円以上するので、僕には買えない。


2026年7月8日水曜日

ファイバセンサ

 ずっと撮れていなかったカタバミの種飛散を撮りたいので、センサーを改良している。
ツリフネソウやゲンノショウコの種飛散と比べると、カタバミの種飛散は難易度が高い。単純にタネが小さいので、それをキャッチできるセンサーが限られるからだ。僕が今まで種飛散の撮影に使っていたセンサーは、パナソニックのCX-412という型番のセンサーだったが、微小な物体の撮影では感度があまり良くなかったので、カタバミの種に反応しなかった。
例えカタログに「1㎜以下の物体も検出可能」と書いてあっても、ビームの径が細くなれば細くなるほど感度が悪くなり、検出距離も短くなる。

そこで、今回はファイバセンサと呼ばれるセンサーを導入してみることにした。ファイバセンサは普通のビームセンサと違って、受光部と投光部とは分離されたアンプが付いており、そのアンプ上で感度やビームの光量を調整できる。
ファイバセンサはパナソニックやオムロン、キーエンスの製品が有名なのだが、投光素子に赤外線を使っている製品が中々無い。キーエンスの製品で良さげなのを見つけたのだが、まさかの生産終了していたので、中古をヤフオクで競り落とした。

試運転した感じではかなり具合が良い。昆虫標本用の針を高速で動かしてもそれに反応してくれた。
あとはカタバミの高速で射出される種に反応してくれるかどうかだが、今日カタバミをセンサーの目の前にセットしようとしたら、ビームが細すぎるせいで、うまく種がビームを通過する位置にカタバミをセットできない。しかも、種を弾けさせるときはドライヤーで温風を送るので、カタバミがかなり揺れてしまう。
そうこうしているうちに、採集してきたカタバミの実をすべて使い果たしてしまった。

これは、カタバミを固定する仕組みにも一工夫加えなければならなそうだ。


標高1200m地点では、ノアザミはまだ蕾。


少し前までは「つぼみ」の写真は自然写真の世界では定番ではなかったのだが、ここ数年で「つぼみ」は一気に定番となった。
図書館向けの本で、「つぼみ」をテーマにした写真絵本が沢山出てきている。
つい最近知った話なのだが、小学校低学年の学習内容に「つぼみ」が追加されたことが要因らしい。

2026年7月3日金曜日

マツモの花粉が撮れない

 数か月前から取り組んでいるマツモの花粉撮影だが、全く上手くいかない。雄花はしょっちゅう咲くものの、肝心の花粉を観察することができていない。


雄花を拡大撮影してみた。マツモの雄花は葯がたくさん集まった構造をしていて、葯の先端には突起が見える。おそらく、この突起の辺りから花粉を放出するのではないかと思うのだが、揺らしたり水流を当ててみたりしても全く花粉が出てこない。そもそも、マツモの花粉ってどんな形なんだ?それさえわからないので、仮に花粉が舞っていたとしても見落としている可能性もある。
ただ、撮影用の水槽には濾紙で濾した綺麗な水を入れているので、花粉らしき粉塵が舞ったらすぐにわかるはずだ。


道端でイタドリの花が咲き始めていた。


イタドリは雌雄異株の植物で、上の写真は雌花だ。雌花にもよく見ると小さな雄蕊らしきものが存在しているのだが、花粉は出ていないようだ。


花に混じって目立つピンク色の物体は、若い果実。下の方に雌蕊の名残がある。

フタモンアシナガバチ

とても小さい花なのだが蜜が沢山あるようで、ハチやアリ、甲虫などが盛んに蜜を吸っていた。







2026年7月1日水曜日

顕微鏡対物レンズで花粉撮影

花粉関連で、とある現象を撮影したいのだが、サイズ的にあまりに小さな現象なのでちゃんと撮れるか怪しい。通常は顕微鏡で撮影するようなシーンなのだが、今回はカメラで撮影しなければならない。

前提として、花粉の一つ一つの形がはっきりわかるくらいの倍率で撮影しないと現象が写らない。
本番撮影前の予行練習として、うちにある最大倍率の撮影システムでハイビスカスの花粉を撮影してみたのだが、画質が微妙。

倍率20倍で撮影したハイビスカスの花粉

この写真は、うちにある望遠レンズの先端に顕微鏡対物レンズをかませて撮影したものなので、普通のマクロレンズに比べると画質がかなり落ちてしまう。色も良くない。
もっと違う対物レンズを買っていろいろ試したいところだが、顕微鏡の対物レンズは結構高いので、ヤフオクで良さげなレンズを地道に探すしかない。倍率が20倍以上でかつワーキングディスタンスが長めのレンズを探しているのだが…



2026年6月29日月曜日

アカバナ科

 午前中、マツモ群落を探して長野の川沿いを散策。川の土手で見慣れぬ植物を発見した。




雰囲気からしてアカバナ科なのだろうが、初めて見るので種類がわからない。家に帰って調べてみたらオオアカバナという種類なのだそうだ。てっきり外来種かと思ったら在来種だった。

肝心のマツモ群落は、かなり残念な状態で見つかった。グーグルアースで数年前の衛星写真を見た時はかなり繁茂していそうだったのだが、環境の変化の影響を受けやすいのだろう。仕方ない。


公園の芝生ではネジバナがピークだ。過去に撮影したのは寄りの写真ばかりで、環境がわかる写真を撮っていなかったので何パターンか撮影しておくことにした。綺麗に管理された芝生よりも、公園の端っこの方の、草刈りがやや甘い芝生に多い。

午後からバイトなので急いで帰宅。
出勤直前に、明日が納期限の自動車税を払っていないことに気づき急いでコンビニへ。
お金を引き出すためにATMを使おうとしたら、おじいさんがゆっくり操作をしていて時間が掛かりそう。こういう時、後ろにずっと並んで待つのはプレッシャーをかけているようで好きじゃないので、近くのおつまみコーナーを見るふりをしてチラチラ様子をうかがうことにしたのだが、そういう無意味なことをしているうちに、おじいさんの後ろに人が二人並び始めてしまった。もうこれ以上はバイトに間に合わなくなるので支払いをあきらめてバイトに向かうことにした。

夜、近所の公園で蚊の採集。とある植物の撮影で蚊が必要なのだが、自分を囮にして虫網で一匹ずつ捕まえるとかなり面倒くさいことが分かった。ドライアイスで大量に誘引したところを一網打尽した方が早いかも。
アマゾンに紫外線を利用した蚊の捕獲機が売っていて、試しに2000円くらいの安いやつを買って外に置いてみたのだが、8時間ほど置いて一匹も取れていなかったのでみんなは買わない方が良い。