連日長野で徹夜の撮影をしていたが、何とかタヌキにヌスビトハギがくっ付いているそれなりの写真が撮影できた。
あわよくばクマが撮りたかったのだけど、今年は平地のオニグルミが不作なのと山の実りが豊富なこともあり、クマが人里近くに降りてこなかった。
ともかく、来年もっといい写真が撮れるようにリベンジだな。
家に帰ったら、予約していた本が届いていた。
鈴木純さんの「ふゆめのやくそく」だ。
鈴木さん、冬芽の絵本を作るのは少し勇気が必要だったんじゃなかろうか?だって、冬芽の児童書と言えば「ふゆめがっしょうだん」という名作が既にあるから。もし僕が鈴木さんだったら、どうしても意識してしまうと思う。
さて、そんなことを考えながら本書を読んでみて感じたのが、やっぱり、ちゃんと「科学絵本」してますね!
当然なのだけど、葉痕を単なる顔の形…で終わらせないで役割を説明するし、冬芽のうろこを一つ一つ分解して観察してみたり… 本の中でちゃんといろんな観察をしている。
観察というのは、いわばものの見方であり、捉え方、認識のこと。
谷川俊太郎さんが絵本「こっぷ」の中でコップをいろんな視点で捉えて、色々な認識の仕方を提供して科学絵本として出しているけれど、鈴木さんのこの絵本も、植物の見方、捉え方を提供する植物観察絵本であり、れっきとした科学絵本になっている。
ていうか、話は変わるが、カタバミの種子飛散が全く撮れん!
白い仮種皮は写るのだが、中身の赤い種子が速すぎて中々写らない。
だがコツはつかみ始めた。ビームの位置を工夫し、2日以内にケリを付けたい。