2026年10月14日水曜日

もう少し

 


今年もカラスノエンドウの地中断面に挑戦しているが、9月から始めて、すでに4回失敗している。主根が伸びきるところまでは毎回うまくいくのだが、側根が伸び始めると根が土ではなく木箱の蓋に張り付いてしまい、断面を観察しようとしたときに芽生えが剥がれてしまう。


ソメイヨシノがすっかり紅葉している。


別の木でまだ青い葉が少しだけ残っていたので、紅葉していく様子を定点撮影してみることにする。今年は既にクヌギとエノキとイロハモミジの紅葉を定点撮影している最中だが、果たしてうまくいくかどうか…


今日も夕方から、カタバミの種子飛散の撮影。昨日よりは成果が出始めたが、もう少し仮種皮と種が近くに写っていて欲しい。明日こそ完璧な写真を撮りたいね。




2026年10月13日火曜日

決着

 連日長野で徹夜の撮影をしていたが、何とかタヌキにヌスビトハギがくっ付いているそれなりの写真が撮影できた。

あわよくばクマが撮りたかったのだけど、今年は平地のオニグルミが不作なのと山の実りが豊富なこともあり、クマが人里近くに降りてこなかった。
ともかく、来年もっといい写真が撮れるようにリベンジだな。

家に帰ったら、予約していた本が届いていた。

鈴木純さんの「ふゆめのやくそく」だ。

鈴木さん、冬芽の絵本を作るのは少し勇気が必要だったんじゃなかろうか?だって、冬芽の児童書と言えば「ふゆめがっしょうだん」という名作が既にあるから。もし僕が鈴木さんだったら、どうしても意識してしまうと思う。
さて、そんなことを考えながら本書を読んでみて感じたのが、やっぱり、ちゃんと「科学絵本」してますね!
当然なのだけど、葉痕を単なる顔の形…で終わらせないで役割を説明するし、冬芽のうろこを一つ一つ分解して観察してみたり… 本の中でちゃんといろんな観察をしている。
観察というのは、いわばものの見方であり、捉え方、認識のこと。

谷川俊太郎さんが絵本「こっぷ」の中でコップをいろんな視点で捉えて、色々な認識の仕方を提供して科学絵本として出しているけれど、鈴木さんのこの絵本も、植物の見方、捉え方を提供する植物観察絵本であり、れっきとした科学絵本になっている。




ていうか、話は変わるが、カタバミの種子飛散が全く撮れん!
白い仮種皮は写るのだが、中身の赤い種子が速すぎて中々写らない。
だがコツはつかみ始めた。ビームの位置を工夫し、2日以内にケリを付けたい。


2026年10月6日火曜日

葯が開く

 アサガオの写真を整理していたら、ふと、葯が開く前の雄蕊と葯が開いた後の雄蕊を比較できるような写真を撮ってみようと思いついた。もう庭のアサガオも終わりかけだったが、一つだけ当日の夜に咲きそうな蕾を見つけたので、蕊を取り出して撮影してみることにした。



1枚目が午前中の雄蕊で、2枚目が1枚目の約24時間後に撮った雄蕊。二つの写真は、同じ雄蕊を連続撮影したものだが、本当はこの間に2カットくらい葯が開いていく様子の写真が欲しかった。しかし、アサガオも旬を過ぎつつあるために葯が開く時間がバラバラで予測しにくく、僕が寝ているたった数時間の間に開ききってしまった。通常なら、アサガオの葯は夕方ごろから徐々に開き始めるのだが。


スミレの閉鎖花の撮影だが、中の雄蕊と雌蕊を撮影するコツがわかってきた。
わざわざ断面を剃刀で切るのではなくて、子房を包んでいる皮(がく?)を取っ払ってしまえば雄蕊と雌蕊を傷つけずに中を観察できることがわかった。簡単なことなのに、断面を切ることに意地になってしまって気づくことができなかった。


皮を取っ払うとこんな感じ。


白い雌しべを包むように雄蕊があるのだが、オレンジ色の部分は雄蕊の付属体と呼ばれているもので、ここからは花粉は出ていないはず、付属体の根元にある白い部分が葯だと思うのだが、拡大しても花粉っぽいものが見られない。雄蕊を取り除いて雌蕊に花粉が付いているか確認してみたのだが、花粉が付いているんだか付いていないんだかよくわからない。
謎が深まるばかりだ。


2026年10月4日日曜日

忘れ物

夕方、 獣を監視するためにカメラを仕掛けようとしたら、カメラに取り付けるACアダプターを忘れたことに気が付いた。また忘れ物か…

実は前々回の撮影の時もモバイルバッテリーを忘れて撮影できずに帰る羽目になった。今回も、わざわざ2時間半かけて長野の山奥まで来たのに撤退する羽目に。
忘れ物が無いか何回も確認したはずなのに、なぜかいつも忘れてしまう。今回予定していた遠隔撮影ともなると、必要なバッテリーやケーブルが多すぎて、僕の脳味噌ではキャパオーバーなのだろう。


さて、写真の整理が終わらなさ過ぎて、いても経ってもいられなくて、一日に3回も気分転換で外に出ている。農道を原付で走っていたら、ワレモコウが少しだけ生えていたので葉っぱを少しだけもぎ取ってきた。
家に持ち帰り、マクロレンズで拡大すると、水孔が赤くなっているのがよくわかる。この部分から溢泌液が出てきて、よく朝に見かける水滴をまとった状態になっているわけだ。

10月1日撮影

数日前に、雨で濡れて閉じた松ぼっくりを見つけたので撮影しておいた。そして今日、連日の晴れで乾燥して傘が開ききっている様子を撮影しようとしたのだが、松ぼっくりに枯葉が付着して汚らしい。しかし枯葉をどけようにも松ぼっくりは高いところに生っているために手が届かない。
そこで、限界まで伸ばした三脚で何とか枯葉をどけようとしたのだが、コントロールを誤って三脚が松ぼっくりに直撃してしまい、松ぼっくりが落ちてしまった!
また撮り直しかぁ。
また雨の日を待って、雨が止んでかさが乾燥するのにさらに3日ほどかかるので、この程度のシーンの撮影でも意外と時間が掛かるんだよなぁ。



2026年9月30日水曜日

監視の日

 今日は徹夜で獣を監視する日。

獣道にカメラをしかけ、少し離れた場所に車を止めて遠隔でシャッターを切ることにした。

普通のカメラの他に、暗視カメラも現地に設置しておき、暗視カメラの映像を車の中から遠隔で監視する。獣が所定の位置に来たらリモートレリーズでシャッターを切る方法だ。

↑小型モニターに飛ばされた暗視カメラの映像

暗視カメラの映像を飛ばすのは、ビデオトランスミッターと呼ばれる道具を使っているのだが、最近の製品はトランスミッターとカメラを繋ぐ端子がHDMIになっているものが多く、暗視カメラによく使われているRCA端子に対応した製品が現行品ではほとんど無い。中古とかで手に入るのかね?ちなみに僕は武田さんから貰ったお下がりを使っている。

今月はひっつき虫がついた獣の撮影に本腰を入れる予定だったのに、連日の長雨で予定が完全に狂った。1枚くらいは撮りたいが…

2026年9月20日日曜日

盗蜜

 スギナを撮るために公園に行ったら、ヒガンバナがたくさん植えてあった。この前は蜜を撮ったし、今日は蕾を撮っておくことに。世の中に出回っている蕾の児童書を見てみると、最初のページで「このつぼみは何の蕾でしょう」というテキストとともに蕾を見せてから、次のページで開花した花の写真を載せて答え合わせといったようなクイズ形式の本が多いと思う。



なので、蕾を撮影した後に、蕾の写真と似たような画角で開花した花の写真も撮っておいた。本当は開花の様子を連続写真で撮影したほうが面白いのだが、それをやるならヒガンバナじゃなくてもう少し定番の花でやった方がいい気がする。

ツリフネソウでクロマルハナバチが盗蜜していた。ハナムグリが盗蜜をしているシーンには会ったことがあるが、クロマルハナバチが盗蜜しているのは初めて見たので嬉しい。



2026年9月18日金曜日

写真整理

 写真の整理が悪いせいでヒヤッとする出来事があったので、急遽、全ての写真を整理し直すことにした。

整理しているうちに、2022~2023年に撮影した画像の中に、やたらと画像サイズと画素数が小さい画像が紛れ込んでいることがわかった。しかも、結構大切なシーンの写真も紛れ込んでいる。書き出しの設定をミスったのだろうか?いまいち原因がわからんなぁ。

とにかく、画素数が小さいまま貸し出したりなんかしたら大変なので、rawデータを探し出して現像し直していく。終わりが見えない!

まだ400枚くらいしか整理してないが、もう投げ出したくなった。

2026年9月17日木曜日

ヒガンバナの蜜

古本屋でなんとなく目にした、カメラマンについて解説した本を読んでいて初めて知ったのだが、カメラマンが売り込みをする際に、自分の写真を大型のファイルにまとめて見せる「ブック」という文化があるらしい。多分、現代風に言うとポートフォリオのことなのかな?今もある文化なのか知らないけれど、初めて知ったなぁ。

ブックに閉じる写真は1冊30~40枚が理想で、あまり大量の写真を見せるのは相手の負担になるのでNGと書いてある。へぇ。僕は初めてお会いする編集者に写真を見せに行くとき、毎回1000枚くらい写真を持っていっていたのだが、データとはいえ、流石に多すぎたかもしれない。完全に独学なので、そこら辺の常識とか塩梅がわからないな。もちろん、自然写真の場合は、たった数十枚だけ見せられてもその人の力量がよくわからないので、人に見せるときは少し多めの方が良いのかもしれないが。

数週間前に撒いておいたドクダミの種が芽生えていた。これでドクダミの写真は、地下茎からの繁殖と、種からの繁殖の二つの繁殖様式の写真が揃った。嬉しいね。
まだ他に撒いた種が続々と芽生えると思うので、余裕があればもっと明るい雰囲気の写真も撮っておきたいところ。


ヒガンバナが近所でも咲き始めた。蝶が良く蜜を吸っているシーンを見かけるが、肝心の蜜をちゃんと観察したことが無かったので撮影。意外と蜜量が多く、簡単に観察することができた。
アゲハが吸蜜に来ている様子も撮影しようとしたのだが、チャンスに恵まれず、中途半端な写真しか撮れなかった。













2026年9月12日土曜日

勘違い

 朝、車のタイヤを見たら何やら違和感。
タイヤ中心のネジが外れている気がする。
このタイヤは、2か月前にパンクして新しく交換してもらったものタイヤなのだが、こんな大きな穴が空いていたっけか?パンクしたときにホイールキャップを失くして付けていなかったのだが、それくらいで外れるきっかけができるものだろうか?
調べてみると、タイヤ真ん中のアクスルナットと呼ばれる部品が外れると、大変危険なので自走できないらしい。
仕方ないので、JAFに連絡して、修理工場に運んでもらった。

しかし、恥ずかしいことに、工場に着いて早々に整備士さんから「このタイヤは元々中心にネジが見えないタイプなんです」と伝えられた。
つまり、僕の完全な勘違いでレッカーまでして車を工場に運んでしまったわけだ。
めちゃくちゃ恥ずかしかったし、めちゃくちゃ謝った。


ずっと天気が悪い。少しだけ雨が止んだので長野に出かけたら、ツユクサの大規模な群落を発見。綺麗にまとまり良く咲いているので、全体写真が捗るなぁ…と撮っていたのだが、よく見たら普通のツユクサとは雰囲気が違う。花びらも少しだけ大きいし、苞に毛が生えている。所謂ケツユクサと呼ばれるツユクサだった。


ツリフネソウの蕾はとても面白い形をしていると思う。でも、いざ咲くと花の形状が特殊なせいで距と蕊を同時に写すことが難しく、いまいちどう撮影したらよいのかわからない花だ。







2026年9月8日火曜日

オシロイバナの旬が過ぎた

 先日失敗したオシロイバナの定点撮影にリベンジしたのだが、また失敗した。というか、今年はもういくら撮ってもうまくいかないと思う。どうやら花の旬が過ぎてしまったようで、普通に開花はするのだが、開花時の蕊の挙動がおかしい。
ちゃんとした写真を撮るのならば、遅くとも8月の上旬くらいには撮影をしないといけないのかも。





普通、オシロイバナは花弁が完全に開いてしばらくしてから蕊を伸ばすのだが、写真の花は開花しながら同時に蕊が伸びてきてしまっている。


また、完全に蕊が伸びきらない花もちらほら見られたので、今年はもうあきらめようと思う。
違う定点写真に時間を使った方が成果が出そうだ。


カラスウリの葉上でクロウリハムシが佇んでいた。トレンチ行動と言って、植物の防御物質が流れ込んでこないようにあらかじめ葉に円形の傷を付けてから円内の葉を食べているという説があるらしい。


2026年9月7日月曜日

フック構造

 バイトに行きたくなくて動悸がする。また今日もしょうもないミスして客にキレられるんだろうなぁ。写真を撮る資金を確保するという目的が無かったらバイトすらも間違いなく続いていないので、写真やってて良かったと思う。

さて、昨晩、カラスウリの蜜の写真を制作中の本のPDFに当てはめて、キャプションを考えていたら、「そういえばカラスウリの蜜ってどんな味だ?」という疑問がわいてきた。過去にオシロイバナの蜜は舐めたことがあるけれど、カラスウリの蜜は舐めたことがない。

まだ外出する気力が余っていたので、夜中に甲府の山まで原付を走らせ、カラスウリの生息地へ向かった。いつの間にか花期が終わりかけているようで、4輪しか咲いていなかったので大事に味見…

花筒を割って舐めてみると、キュウリの香りの中に、仄かな甘味を感じた。なるほどね、キュウリの匂いがするのはウリ科だから当然か。疑問が解決したのですぐに帰宅。

家に帰ったら、アレチヌスビトハギの実がズボンに付いていた。実の表面のフック構造を撮影していないことを思い出したので、2倍テレコンと90㎜マクロでしばし撮影。
やはり、実の表面にはマジックテープのようなフック構造を観察することができた。もう少し明るく撮ればよかったかな?



2026年8月30日日曜日

定点失敗

今日はオシロイバナの定点撮影に失敗した。

午後3時頃に河川敷で機材をセットし、4時頃に開花するはずのオシロイバナをずっと観察していたのだが、開花の遅い株を引き当ててしまったらしく、4時どころか5時半を過ぎても開花しない。

すぐ隣の株は3時半頃から開き始めているのに、撮影中の株だけ開花がどうしようもなく遅い。

17:37分 隣の株は満開なのに

撮影中の株はまだ蕾が多い。


オシロイバナの開花を定点撮影するのであれば、なるべく4時頃に開花している写真を撮っておきたい。なぜなら、オシロイバナは4時頃に開花するその習性からfour-o'clock flowerと呼ばれているという事情があるため、なるべくそのテキスト通りに写真を撮っておきたいからだ。

もちろん、相手は生き物なので個体差もあるし旬をすぎれば開花時間も違ってくるのだが、そういうイレギュラーを語る前に、とりあえず4時に開花するという定番のシーンを撮影しておきたい。

2026年8月27日木曜日

カラスウリの蜜

カラスウリの花を採集するために隣町へ。本当に甲府盆地はカラスウリが少ない。北に行けば行くほど少ない気がする。長野には普通にはえているのだろうか?


カラスウリを採集したのは、蜜を撮影するためだ。花筒を剃刀で切断してみると、中が蜜でテカテカしている。よく見ると、花筒の中にさらに白い管が入っていて、そこから蜜が分泌されているようだった。この管は蜜腺なのだろうか?
カラスウリの蜜は去年も撮影していたのだが、去年は切り方が悪かったのか、蜜をうまく観察することができなかった。おそらく、中の白い管も一緒に切ってしまったせいで蜜がぐちゃぐちゃになってしまったのだと思う。


アレチヌスビトハギの花が大群落を作っていたので、形の良い株を何枚か撮影した。


実も大量だ。在来のヌスビトハギの果実は2節果だが、アレチヌスビトハギの果実は4節果もある。







2026年8月25日火曜日

毛だらけ

 


春から育てていたメヒシバの地中断面だが、結局根が上手く広がってくれず、失敗。
イネ科植物を撮影するからにはひげ根をわかりやすく撮りたいので、もっと放射状に広く根が成長してほしかったのだが…土が固かったのだろうか?
ともかく、この断面はもう失敗なので取り壊し、次はカラスノエンドウの地中断面を撮影しようと思う。そろそろ初夏に弾けた種が芽生え始める時期だ。


朝、アサガオの受粉した雌蕊を撮影しようとしたら、何やら毛みたいなものがまとわりついている。肉眼で見ると無色透明な毛に見えるので、何かの異常で花粉管が伸びまくっているのかなと勘違いしたのだが、マクロレンズでよく見たら茶色い毛だった。
おそらく訪花した昆虫のものだろうが、何の昆虫だろう?昨晩エビガラスズメが庭を飛んでいたけれど、エビガラスズメの体毛だろうか?それともセセリチョウ?


マツバギクのこぼれた種が芽生え始めたので撮影。芽生えの頃からやや肉厚な感じがある。
多肉植物のように、乾燥に強い植物なのだろう。





2026年8月23日日曜日

撮影時刻


アサガオの花がピーク。

先日に引き続き、アサガオの自家受粉を撮影した。

明日には咲く蕾

花びらを剃刀で切り取った

16:30 雌蕊が雄蕊の上にある

19:30 雄蕊が伸びてきて雌蕊にくっついた

翌朝6:00 雄蕊が雌蕊を追い抜いた

この手の連続写真を撮るとき、余裕があれば撮影時刻にも気を配るようにしている。例えば、撮影時刻が16:32になっているよりは16:30になっている方がキリが良いので気持ちが良い。なるべく、キリの良い刻みでシャッターを押すようにしている。
このこだわりに意味があるのかはわからないけれど、埴さんの植物記に載っている連続写真の撮影時刻がキリの良い数字だったので、真似している。


2026年8月20日木曜日

アサガオの自家受粉

 アサガオは、旬を過ぎたり高温にさらされ続けると、開花や蕊の動きに異常が出ることがある。
うちの庭では、連日の高温のためか、雄蕊の葯が開かない障害のある花が咲くようになってしまった。ちょうどアサガオの自家受粉を撮影しようとしていたのに、運が無い。
しかし昨日の夜、ダメもとで幾つかの蕾を開いてみたら、一つだけ正常な雄蕊を付けた蕾があった。
夕方5時半 
雌蕊が上で、雄蕊が下にある

夜7時
 雄蕊が伸びてきて、雌蕊を追い抜き始める
この時、雌蕊と雄蕊が触れて受粉する

翌朝6時
ほとんどの雄蕊が雌蕊を追い抜いた



今朝は、朝早くに家を出て長野へ。野生のキキョウを撮影したいので高原へ向かう。
野生のキキョウは貴重で、山梨では富士山麓の方で少し見られるらしいが、土地勘が無いのでいまいち散策する気にならない。通いなれた長野へ行くのが一番だ。

雌性期の花



形の綺麗な株を探すのに苦戦したが、2時間ほど歩き、何とか撮影できた。もう少し散策していたかったが、雨雲が凄い勢いで迫って来ていたので撤退。





2026年8月18日火曜日

蕊のからくり

 

山ではヌスビトハギの花がピークを迎え始めた。

ヌスビトハギとかイノコヅチとか、くっ付き虫の仲間はどうやって撮影すれば全体写真が綺麗にまとまるのか未だにつかめていない。


ヌスビトハギの花は小さい。外来種のアレチヌスビトハギに比べると二回り以上も小さい。


花を撮影しやすい角度に調整しようと指で押していたら花弁が下がって蕊が飛び出してきた。自然下では、虫が蜜を吸おうと花に体重をかけると蕊が飛び出して来て花粉を付ける仕組みになっている。
マメ科植物の花は基本同じ仕組みを持っているのだけれど、ヌスビトハギのように一度蕊が飛び出したら飛び出しっぱなしのものと、カラスノエンドウのように虫が飛び去ったら蕊が再収納されるものがある。