2025年3月31日月曜日

一筋縄ではない

 昨日、カテンソウが花粉を飛ばすタイミングがわかってきたと書いたのだが、前言撤回だ。
今日、庭でカテンソウの蕾を採集してセンサーの前にセットしようとしたら、花粉を飛ばさずに中途半端に開いた花があることが分かった。また、明らかに開きかけなのにいくら待っても花粉を飛ばさない花がほとんど。昨日は沢山花粉を飛ばしていたのに。

おそらくだが、今朝、急激に気温が下がったことと関係しているのではなかろうか?今朝の気温は2度で真冬の気温だ。
ならば「暖かいところに蕾を持っていけば花粉を飛ばしてくれるかも」と思いエアコンを効かせた部屋でしばらく放置してみたが、8時間ほど経っても花粉を飛ばしてくれなかった。
今日はもうギブアップ。明日も気温が低いが、様子を見てみよう。



ジョウビタキが落としたノイバラの種入り糞が、どんどん芽生え始めている。冬の間、カビが生えないかがとても心配だったのだが、何とか持ちこたえた。動物の糞は、部屋に持ち込んで保湿保温するとカビやすいのだ。一度、タヌキの糞をカビまみれにしてしまったことがある。
この糞は、あと1か月ほどは釘付けで観察を続けることになる。






2025年3月30日日曜日

予測

 朝から曇天。しばらく天気が崩れ、青空が出ないようだ。
青空を背景にソメイヨシノの一本木を撮影したいのだが、これでは撮影不能だ。
ダメもとで一本木のある公園まで行ってみた。

予想に反して、ソメイヨシノは全く咲いていなかった。この様子だと、しばらく青空が出なかったとしても、花が開くのは数日先になりそうなので、何とか乗り越えられそうだ。
僕が想定していた最悪の事態は、満開になってから悪天候が続き、青空が出る日を待っている間に花が散ってしまう事態だ。これは、考えるだけで恐ろしい。


同じ公園内でも、花が咲いている木と咲いていない木がある。樹齢や日当たりのよさなど、様々な要因がそうさせるのだろう。
ヒヨドリが蜜を吸っていたので、撮ってみた。


2月末に撮影しておいたコナラの冬芽の様子を見に行った。これから2日に一度は様子を見に行き、芽吹く様子を撮影する。
いざ様子を見に行くと、冬芽から葉しか出ていないことに気が付いた。
「しまった、花が入っていない枝を選んじゃったか…」
コナラの冬芽は、通常、葉と一緒に雄花も芽吹くのだが、まれに葉しか入っていない芽がある。今回はそれを選んでしまったようだ。

まいったなぁ。他に予備の枝を撮っていなかったっけ?とクラウドを探ってみたら、一枚だけ別の枝を撮影している写真があった。定点撮影をするつもりで撮影した枝ではないが、今日から同じ画角で撮影すれば、定点撮影として成り立ちそうだ。






家に帰ったら、カテンソウが花粉を飛ばす寸前。
まず、この状態になってからどのくらい時間が経てば花粉が飛ぶのかを調べなければならない。花粉を飛ばすタイミングが予測できれば、撮影のめどが立つ。
なんと、たった5分の間に花は花粉をすべて飛ばしてしまった。
習性がわかってきたので、あとはこれを撮影できるセンサーシステムさえ作れれば、撮影成功にぐっと近づく。

2025年3月29日土曜日

昔のアサガオ本

朝から雨。予定していた撮影が全てできないので、撮影用の道具や野菜を買ったりした。4月1日に撮影用の野菜の苗が家に届くので、それまでに撮影用木箱を大量に作っておかねばならない。木箱は、桐の木材を使っているのだが、僕が大量に木材を買い占めたせいで、近所のホームセンターに桐の木材が無くなってしまった。

仕方ないので、隣の市のケーヨーデイツーまで出かけて、桐材を購入。90cm×45cmの板が3枚あれば、木箱がひとつ作れる。

次に、撮影用の野菜を探し回ったのだが、目的の品種が中々見つからず大苦戦。山梨のスーパーは、オギノ、ビック、イッツモア、おかじま食品館の四つが多いのだが目的の品種はおかじま食品館にしか売ってなかった。農産物直売所に行くという手もあるのだが、直売所は形の良い物があまり売っていないので、選択肢から外れる。食用ならともかく、今回は撮影に適した形の良いモデル野菜が欲しいのだ。

帰ったら、本が届いていた。「集英社カラーサイエンス アサガオ」だ。写真を担当しているのが、渡辺晴夫さんと木原和人さん。僕は、木原和人さんといえば「光と風の季節」のイメージが強すぎて植物の生態写真を撮っているイメージがなかったので、気になり購入した。

ただ、どの写真が木原和人さんが担当された写真なのか分からない。実験系の写真は渡辺晴夫さんだと思うけれど。アサガオの芽生えに水滴が垂れている写真があるが、これは木原さんの写真なのかな?

2025年3月28日金曜日

見開き

 依頼されていた写真を送ったら、「この写真だと本の画角に入れた時に結構トリミングすることになるので、だいぶ解像度が低くなってしまうけれど…」と言う指摘をいただいた。

最初は、「あれ?書き出しの画質設定を間違えたかな?」と思ったのだが、ちゃんと調べてみたら、僕の撮り方が悪いだけだった。
件の画像は見開きで使う画像なのだが、僕は画面目いっぱいに被写体を入れたトリミングの余地が無い写真になることを恐れすぎて、画面の中に被写体を小さく配置しすぎてしまったのだ。
結果、いざ本の画角に写真を収めようとしたときに大幅にトリミングをしなければならない羽目になり、画質が悪くなってしまった。
高画素機ならある程度大きくトリミングしても画質は耐えるかもしれないが、僕が使っているのは2000万画素程度のOM-1なので、大きくトリミングされると、本のサイズによっては見開きにしたときに画質が耐えないのだろう。
なるほどな。このタイプの失敗は初めてだ。勉強になった!

さて、急いで「撮り直します」とは言ったものの、撮るのに一か月はかかるんだよな、このシーン。

落ち込む暇もなく、ソメイヨシノの撮影。いつの間にか開花していて、大慌てで採集に向かった。
一番撮りたかった蜜も撮ることができた。







2025年3月27日木曜日

カテンソウ

 カテンソウを探しに山梨東部へ。

僕は山梨東部へはめったに行かないのだが、ネットでカテンソウを調べていたら、山梨の東の方に住んでいる人の記事が多数ヒットしたので、山梨東部に多いのではないかと思ったのだ。

別にありふれた植物らしいのだが、気にして見たことが無いので、本当にその辺に生えているのか疑がってしまう。

車を止められそうな公園を見つけて周辺を散策していると、駐車場の脇に見慣れない植物が。

これか!カテンソウ!

地味だなぁ。探せばうちの近くにも生えてんのかな?

崖で日光が遮られてじめじめしているような場所に生えていた。さらに散策すると、川沿いの木陰や、公園のベンチの下にも群生していた。そこら中に生えている。

ネットの記事には日陰の少し湿った土壌に群生すると書いてあったが、その通りだ。

幸い、まだ咲いている花はほとんどないようで、花粉も飛ばしていなかった。

花粉が飛ぶ様子を屋外でちゃんと撮影するのはほぼ無理だと思うので、持ち帰ることに。

これだけ持ち帰れば、鉢に植えて増やせる。

ところで、靴を買わないとやばい。今履いている靴が2つとも穴が空いていて、この状態で冬の間耐えてきたがそろそろ限界。来週は人とフィールドを歩く予定もあるので、少し身なりを綺麗にしておくか。

2025年3月26日水曜日

青空が霞む

相変わらず、メジロは見つからない。本当にツバキに来るのか?そんなにしょっちゅう見られるものなのか?僕の住んでいる地域だけそのシーンが見づらいんじゃないか?という気までしてくる。まれに、世間では身近とされているのに山梨には少ない生き物がいたりする。カラスウリなんかはそうだ。

少年写真新聞社から出版されている「鳥のレストラン」と「ようこそ!花のレストラン」にはメジロがツバキで吸蜜する写真がしっかり載っている。花のレストランの多田多恵子さんは、どこをフィールドにしているのか知らないが、鳥のレストランの新開孝さんは宮崎だったはず。色々な本でも紹介されているし、全国的に身近なシーンだと思うのだが…

ソメイヨシノの蕾が膨らんできたので青空バックに撮ろうと思ったら、黄砂のせいで青空が白っぽく写ってしまう。これは想定外だった。上の写真は、撮影後、青空の部分にかすみ除去をかけて彩度を上げている。

帰ったら荷物が届いていた。赤外線センサーの固定台だ。自分で作っても良いのだが、僕は金属加工をしたことがないので、製品が存在するならばそれを買った方が早いし精度も良い。固定しているセンサーは、パナソニック製の工業用赤外線センサー。来月はこれでカテンソウの花粉飛散を撮ってみたいのだが、上手くいくだろうか?そもそも、僕はカテンソウをちゃんと気にして探した事がないので、どこに生えているのか分からない。そこまで珍しい植物じゃないと思うのだが。

2025年3月25日火曜日

時間の有効活用

 今日もツバキの生えている公園へ。何回行ってもメジロはアセビの蜜ばかり吸っていてツバキに訪花しない。

もう埒が明かないのでこの場所での撮影は諦めようと思う。

普段行かない通りを散策していたら、ツバキが10株ほど植えられているのを発見。

もしかしたらメジロがいるかも…と思い、一時間ほど待ってみたが、来るのはヒヨドリばかり。そうこうしているうちにバイトの時間になってしまった。

今のバイト先は、もう二年以上になるが、辞めずに続いているのは奇跡だと思う。最近、やっとバイトの時間ぎりぎりまで外に出て撮影できるようになった。少し前までは、バイト前になると必ず家に戻り、バイトに行く心の準備をする時間を一時間必ず作っていたのだ。意味が分からないと思われるかもしれないが、俺はそういう人間なんだよ!

時間が有効活用できるようになったのは、比較的最近のことだ。

2025年3月24日月曜日

桜が咲く前に

今日もツバキが植えてある公園へ。やはり、来るのはヒヨドリばかりでメジロは隣にあるアセビの蜜しか吸ってくれない。

花期はピークを迎えており、もう長くない。早く撮らなければと焦る。

公園の隅に、綺麗な状態のタンポポのロゼットが沢山あった。ロゼットは、田舎よりも街中の方が、綺麗な状態のものが多くて観察しやすいと思う。ところで、このロゼットが生えていた場所は、土がかなり柔らかくて、掘りやすそうだ。1度、タンポポの根を掘って地中断面を撮影してみたいのだが、タンポポの根は70cmくらいになるので、かなり大掛かりな作業になるだろう。また、この公園は管理棟まで備わってる大きな公園なので、無許可で大穴を掘ろうものなら、通報される可能性がある。やっぱり、時間がかかっても良いから家で木箱に地中断面を作り、そこにタンポポを植えて根を成長させていくしかないか。

メジロが全く来ないので、韮崎へ移動。別のツバキの様子を見に行った。ここでもメジロは見当たらない。近くのウメに1匹だけ吸蜜に来ていた。そもそも、メジロがしょっちゅう来るツバキの花には、メジロが爪を引っ掛けた痕が残るのだが、それさえ見当たらない。

ソメイヨシノの蕾が出始めていた。1つの花芽から複数の蕾が伸びてくる。

桜が咲いてしまうと、この周辺には花見客が多く通るようになってしまう。そうなると鳥も逃げてしまうし、僕も人目がある場所で撮影したくない。桜が咲く前に決着をつけたいのだけれど。

2025年3月23日日曜日

冬芽膨らむ

 


ソメイヨシノの冬芽が膨らんできた。
これが、2月19日の様子。この時点では冬芽は固く閉まっていた。
ソメイヨシノの冬芽の定点は、2年前に一通り撮影してはあるのだが、今年は青空バックで挑戦してみることにした。
いざやってみると、当然の話だが、同じ青空でも太陽の向きによって青の明るさや色合いが異なることがわかった。それぞれのカットの調子を統一するには、なるべく同じ時間帯に撮影しなければならなそうだ。

一本木の定点撮影もした。開花前最後の撮影だ。ところが、木の左下に行燈のようなものが設置されている。どうやら、ソメイヨシノの開花期に合わせてライトアップをするらしい。
正直、僕は桜や紅葉をライトアップすることの何が良いのかわからないので、野暮じゃない?と感じる。
さて、突然現れた行燈だが、最近はlightroomがとても優秀で、この程度の障害物なら簡単に消してくれる。
レタッチ後の画像がこれ。最近のlightroomには、いつの間にか「生成AIを使用して不要なオブジェクトを削除」と言う項目が追加されており、これが絶大な威力を発揮する。
AIオブジェクト削除やAIノイズ除去など、生成Aiというと、拒否反応を示される方もおられるが、無いものを足したり、嘘の自然現象を演出したりしなければ、正直言ってアリではないだろうか?




2025年3月22日土曜日

黄色い花

午後、植物の根を定点撮影するための木箱を3つ作った。

扉は、パッチンを付けて固定できるようにしている。ちゃんと固定しておかないと、土の重みですぐに壊れてしまうと思う。もうひとつ心配なのが、板が反ってしまわないかということ。扉に使っている板が反ってしまうと、木箱に隙間ができて土が流出する可能性がある。土が流出すると、地中断面も崩れてしまう。

木材の反りについて調べてみたら、高温多湿な環境だと反りを防ぐのはほぼ不可能らしい。この木箱はまさにそんな環境で使うのだが…

不安になってきた。

アブラナを採集してきたので、花の分解写真を撮ってみた。定番のシーンだと思っていたのだが、意外と撮っている人が少ない。去年、全く同じ写真を撮ったのだが、花びらが白飛びしてしまっていて、どうしても撮り直したかったのだ。植物写真家の いがりまさし さんが、youtubeかなんかで、「黄色い花は階調が飛びしやすいので撮影が難しい」と仰っていた記憶がある。

アブラナを採集してきた一番の理由は、蜜腺が撮りたかったから。何本か花茎を採集してきたのだが、1本だけ、蜜を沢山分泌している株が混じっていた。緑色の球状のものが蜜腺で、光っている水滴が蜜だ。

「花の蜜がわかる写真って、撮っていたりしませんか?」と、少し前に聞かれたので、蜜の写真は多分需要があるのだと思う。ただ、蜜の写真は植物の本というよりは、ミツバチの本なんかで使われる機会があるみたいなので、ミツバチと絡みのある植物の蜜を撮っておきたい。児童書でミツバチの企画は、アブラナやレンゲとの絡みがド定番なのだ。レンゲの蜜も撮りたいのだが、山梨でレンゲが沢山咲いている田んぼを見たことがない。探さなきゃ。

2025年3月21日金曜日

ソメイヨシノ断面

数日前、ソメイヨシノの蕾の断面を撮影したのだが、画像をよく見ると詰めが甘く、撮り直すことにした。これが数日前に撮影した画像、撮影したのが深夜で疲れていたので、よく見ずに撮影したのだが、後から画像を確認すると、葉芽(1番上中心の芽)がちゃんと切れていない。いちおう断面は見えてはいるが、芽の中心でちゃんと切っていないので、葉が折りたたまれている様子が分からない。

新しく撮り直した画像がこっち。これなら、芽の中で葉が折りたたまれている様子が見える。

些細な違いだと思うが、本の中で冬芽の断面が紹介されるとしたら、「芽の中では、葉っぱや花のもとが詰まっているよ」みたいなテキストが付くと思うので、芽の中に折りたたまれた葉っぱがちゃんと見えていることは絶対に必要だ。

コノテガシワの雄花を撮り忘れていたので撮ろうと思ったら、雄花を付けた株が意外に見つからないので苦戦した。近所の公園は全滅。幸い、バイト先のすぐ側に生垣として大量に植えられている場所があるので、出勤前に雄花を見つけて採集することが出来た。雄花はもう終わりかけで、あと数日もすれば間に合わなかったと思う。

アセビとメジロ

 朝から公園へ。
ツバキとメジロの絡みを撮りたいが中々苦戦している。
今日はメジロをそれなりに見かけたが、ツバキで吸蜜している様子はない。メジロは、通行人が近づくとツバキの木の藪に隠れるのだが、人の気配が無くなると、すぐ隣のアセビの蜜ばかり吸っている。ツバキよりもアセビの方が好きなのだろうか?

4時間ほど公園で張り込んだが、ツバキの蜜は吸わず。群れはどこかに行ってしまった。
ヒヨドリはたまに蜜を吸いに来る。花粉でくちばしが真っ黄色だ。
まだ開きかけの花ばかり吸う。もっと満開の、状態の良い花に来て欲しい。

この公園は通行人も中途半端に多いし、撮影するには適していないのだろうか?このままだと花期が終わってしまうので、急いで違うフィールドを探すことにした。
記憶を辿っていたら、去年ツバキの種を採集した場所が思い当たった。寺の付近なのだが、人も滅多に通らないし、大きめのツバキの木が植えてあったはずだ。

とりあえず行ってみたら、背景の抜けは悪いが、見事なツバキの木があった。一本木として撮るのには向いていないが、鳥を撮る分には困らないだろう。早速、ヒヨドリも来ていた。
メジロは見当たらなかったので、明日の午前中に出向いてみようと思う。





2025年3月20日木曜日

ツクシとナズナとホオノキ

午前中、田んぼを散策。いつの間にかツクシが出たりしていて焦る。ツクシは、胞子飛散も地中根も一応は撮ってあるのだが、胞子嚢が開いていく様子の定点撮影をちゃんとしていないので、今年中に撮っておきたい。早速、何本か採集しておいた。ツクシは丈夫なので、花瓶に挿しておくだけでも大抵の生態現象は見ることができる。

ナズナが最盛期に近い。雑草の全体像を撮ろうとした時、同じ時期に咲くホトケノザやオオイヌノフグリと比べても、ナズナは絵になりにくい。ここで言う「絵になる」というのは、絵画的に綺麗というよりは、スッキリまとまっていて気持ちが良いということ。たったそれだけの事が、意外に難しい。この手の写真は、平野隆久さんの写真を見てみると、実によく写っていて、気持ちが良い。

ホオノキの冬芽は、当分芽吹かなそうだ。去年、ホオノキの花が性転換する様子を毎日定点撮影していたら、疲れすぎて帯状疱疹になった思い出がある。

2025年3月18日火曜日

これで全部?

ずっと手に入れたかった、埴沙萌さんの「生き物ROM図鑑 植物のくらし」をやっと買うことができた。絶版になっているせいで新品が買えない上に、古本も高価だったのだが、ある日突然2000円以下で出回るようになった。ちなみにこの本、かなり内容が良い。ホオノキの生態やミズバショウの花粉飛散など、埴さんしか撮っていないんじゃないか?というようなシーンが沢山詰め込んであり、見ていて楽しい。

おそらくだが、これで埴沙萌さんの単行本は絶版になったものも含めて全て手に入れたと思う。

午前中は雪。ダメ元でメジロとツバキの撮影に行ってみることにした。車を停めて、公園に入ろうとしたら、園内立ち入り禁止との表示が。なぜ?と思ったら、木が倒れたりする危険性があるため悪天候時は立ち入り禁止らしい。まじか、流石に過保護過ぎないか?自己責任で良いから入らせて欲しい。 雨も強まってきた。仕方ないので帰宅。

帰宅したら、冬のうちから定点撮影していたジョウビタキの糞に変化が。
ノイバラの種が入った糞なのだが、種から根が出始めていたのだ。
ボロボロになった糞の中心の種から白い根が出始めている。なかなか良い位置から芽生えてくれた。幸先が良い。このまま中心の種が双葉を出し、周りの種が後に続くように芽生えてくれれば、定点撮影は成功なのだが。

湿気が重要

 午前中、ホームセンターで撮影用の道具を買った後、近所の公園へ。

コノテガシワという街路樹がある。庭や公園など、どこにでも植えてある街路樹で、葉が扇子のようになっているのが特徴だ。
この時期、コノテガシワの葉をよく見ると、オレンジ色の小さな雌花が付いているのを見ることができる。そしてさらに雌花を凝視すると、雌花は小さな水滴を分泌していることが良くある。所謂、受粉滴だ。

この受粉滴は、たくさん見られる時とほとんど見られない時があるのだが、晴れの日より曇りの日の方が見かけやすいと思う。昨日の日記でも書いたのだが、晴れの日は受粉滴が分泌されても、太陽光ですぐに蒸発してしまうのだと思う。今日も公園の雌花の様子を見てみたが、晴れているせいか、受粉滴は見られなかった。

上の画像は、採集してきたコノテガシワの雌花を一晩ビニールハウスに入れておき、受粉滴が十分に分泌されたところを撮影したものだ。

2025年3月17日月曜日

ブログを新しく移行しました。

とりあえずはこのブログで様子見をします。