2025年3月20日木曜日

ツクシとナズナとホオノキ

午前中、田んぼを散策。いつの間にかツクシが出たりしていて焦る。ツクシは、胞子飛散も地中根も一応は撮ってあるのだが、胞子嚢が開いていく様子の定点撮影をちゃんとしていないので、今年中に撮っておきたい。早速、何本か採集しておいた。ツクシは丈夫なので、花瓶に挿しておくだけでも大抵の生態現象は見ることができる。

ナズナが最盛期に近い。雑草の全体像を撮ろうとした時、同じ時期に咲くホトケノザやオオイヌノフグリと比べても、ナズナは絵になりにくい。ここで言う「絵になる」というのは、絵画的に綺麗というよりは、スッキリまとまっていて気持ちが良いということ。たったそれだけの事が、意外に難しい。この手の写真は、平野隆久さんの写真を見てみると、実によく写っていて、気持ちが良い。

ホオノキの冬芽は、当分芽吹かなそうだ。去年、ホオノキの花が性転換する様子を毎日定点撮影していたら、疲れすぎて帯状疱疹になった思い出がある。

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