2025年9月2日火曜日

下見

 いくつか撮影したいシーンがあって、ほぼ毎日林道を散策しているのだが、これと言った成果が出ない。永遠に下見から抜け出せない感じだ。


もたもたしているうちに、ヌスビトハギの花が終わって実が出来始めた。
もう少し写真映えする良い形の株は無いかなぁといろいろな角度を探っていたら、ウシアブがまとわりついてきた。ウシアブは今の時期になると車を停めただけで寄ってくる。
僕は刺すタイプの昆虫が怖くてどうしようもないため、たまらずに逃げ出してしまった。今度からは振り回して追い払うためのタオルを持っていこうかな?
僕は生き物好きの中では苦手な生き物の多い方だと思う、毛虫なんかも苦手で、山を歩く時は木からぶら下がっている毛虫がいないか細心の注意を払って歩くので、僕は毛虫に刺されたことが人生で一回も無い。


ツキノワグマの糞を発見。大きさは僕の握りこぶしくらい。近くには大きな足跡も残っていた。ちょうど、ヌスビトハギ群落の近くに落ちていたので、自動カメラを仕掛ければ種が引っ付いたクマが撮影できるかもしれない。ところで、糞の内容物はなんだろう?植物の種が少し混じってはいるようだが持ち帰って分解してみないとわからない。明日、タッパーを持って行って糞を持ち帰ろうと思う。虫に分解されてなければいいが…


ミズキの実が熟し始めた。これもクマの食料になる。


帰宅後、庭で定点撮影中のサツマイモを撮影。断面の中ではもうこれ以上は大きくならない気がするので、これが最終カットになるだろう。上の写真は断面に太陽光が当たっていなかったので正面からストロボを当てて陰を起こしているのだが、やはり太陽光が断面に直接当たっていたほうが土の色がよく出て写真の雰囲気が良くなるので、明日晴れていればそういうカットも撮っておこうと思う。