サツマイモが植わっていたスペースには、近日中にレンゲソウの種をまくことにした。レンゲソウは児童書では定番の植物なのだが、山梨にはレンゲソウが植わっている田んぼがほとんど見つからない。なので庭に植えて定番のシーンを撮っておくことにした。
レンゲソウで撮りたいシーンはいくつかあるのだが、ハチが訪花したときに花弁が下がって蕊が飛び出る様子と、根に根粒菌が付いている様子は特に撮りたいシーンだ。
特に根粒菌が付いているシーンは地中断面を作って発芽から根が成長していく様子を定点撮影したい。地中断面の撮影は地植えではほぼ不可能なので木箱を使う必要がある。
現在、僕の庭には使用可能な断面撮影用の木箱が2箱あるが、たった2箱では心もとないので、もう何箱か作らないといけないかもしれない。木箱は一つ作るのに4000円くらいかかるので中々量産が難しいのだが、今年はサツマイモを撮影するためにもうすでに10箱以上作っている。しかしそのうちの殆どがカビたり底が抜けたりして使用不能になっていて、現在使っている最終的な型に落ち着くまでにかなりの出費を要した。
最初は蓋に蝶番を付けたりしてかなり凝っていたのだが、雨に濡れると板が沿って蝶番がはじけ飛ぶことがわかり、蓋はベルトで縛って固定するだけにした。
初めはこれで大丈夫なのかな?と不安だったのだが、少し前に野菜の地中断面を撮影されていた某いきもの写真家に木箱の作り方を尋ねる機会があり、質問してみたところ、その方も蓋をベルトで縛っているだけということだったので安心して撮影できた。蝶番や留め金を使わない分、製作費も1000円くらい浮く。
埴沙萠さんも野菜の地中断面の撮影を木箱でされていたようだが、もしかしたら埴さんも同じような作り方をしていたのかもしれない。
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ホシアサガオが花盛り。 |
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