「カメラを持つと攻撃的になるのか、気性が荒い人を有名な撮影スポットではよく見かける」という愚痴は度々耳にする。
僕は人が多いのが嫌いなので、3脚が立ち並ぶような名所には行かないのだが、そのような光景はだいたい想像が付くし、人が多い場所でなくても偉そうな人はたまに居る。うんちくを垂れ流す超望遠レンズを持ったおじさんに捕まったことも何度かある。僕がまだ若いから話しかけられやすいのかな?
でも、正直に言うと「カメラを持つと攻撃的になる」という性質に関しては、僕にも少し心当たりがある。
少し前に、撮影のために早起きをして出かけようとしたら、どうしても避けられない急用が入ってしまい、少しイライラしてしまった。人に態度を出したりはしないけれど、自分が嫌な奴になりそうでちょっと怖かった。多分、自分のペースが崩れるのが嫌いなのだと思う。
今週買った本。
小檜山賢二さんの「虫をめぐるデジタルな冒険」は深度合成のノウハウについても書かれている。深度合成していると、どうしても被写体同士が重なり合う部分の合成が破綻するのだが、そこをどうやって処理するかも書かれていた。
1番右の「きみが住む星」は詩集で、エルンストハースの写真が使われているらしいので買ってみたが、僕には池澤夏樹さんの世界を理解する才能が無いので、あまり合わなかった。
というか、ポエムを読む才能も書く才能も無いと思う。仮に、僕がポエムを書こうものなら、ラーメン屋の壁に貼ってあるポエムみたいな感じになる。
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