2025年4月29日火曜日

立体感

 野菜の撮影をする予定だったのだが、風が強すぎて全く上手くいかない。苗が風に吹かれて引きつるし、設置したストロボも吹き飛ぶしで断念。
仕方ないので家でタンポポの管状花を撮ることに。


タンポポだけではなくヒマワリやアザミなど、キク科の花は沢山の花が集まって一つの花を形成している。
咲いて1日~2日目のタンポポの花を分解すると、外側の花と内側の花では様子が違っていて、上の写真は内側の、まだ蕊が伸びてきていない状態の花だ。

撮影しながら思い出したことがある。
少し前に、編集者がうちに来てくださった時。僕の撮影したタンポポの花の白バックを見て、「あくまで私の好みの問題かもしれないんですけど、、」と前置きされたうえで、「景山さんの白バックは少し立体感が足りない気がする」と感想を言ってくださった。

立体感かぁ。
ということは、陰が薄いせいで被写体の細かい凹凸が拾えていないのかな?
もう少し固い光を使って撮るべきだろうか?
とりあえず簡易的な撮り方をしてみた。2灯を挟み込むようにしてライティングしている。

こちらは3灯ライティング。凹凸が目立つようにアクセントライトを入れてみた。
こっちの方が圧倒的に良いと思う。







0 件のコメント:

コメントを投稿