2025年5月25日日曜日

反動

 


農道を散策していたらガマ群落を発見。ガマはそれなりの頻度で撮影するので県内の大規模な群落の場所はいくつか押さえてあるが、この群落は今まで見た中で二番目に大きい。ガマの足元にはスギナがびっしり生えている。
この場所は標高が1000mくらいあるので、花が咲くのはもう一か月くらい先だろうか?平地だとそろそろ花期のはずだ。


さて、カラスノエンドウの種子飛散を今日も撮影しているのだが、かな~り惜しい絵が撮れた。種のまとまり方、飛ぶ方向、ほとんどが完ぺきなのだが、鞘がフレームアウトしている。
種が飛んだ衝撃で鞘が画面外に押し下げられてしまったのだ。もう少し引きで撮っていればなぁ。

ちなみに、カラスノエンドウの種子飛散は赤外線ビームセンサーを用いて撮影している。
鞘の上にビームを置き、種がビームを通過したらストロボが光るようにしてある。
しかし、上の写真のように種がまとまって一方向に出てきた場合、複数の種がビームを一気に通過することになるので、その回数分センサーが反応してストロボが光ってしまう。
結果、多重露光になってしまうのだ。

そこで、僕の場合はアルディーノを使って一度センサーが反応したら数秒間は再反応しないようにプログラム制御している。
ただ、ここでも問題が発生する。アルディーノでセンサーを制御しようとすると、アルディーノのプログラムを読み込んでセンサーが動作するまでに数マイクロ秒の遅延が発生するのだ。
大きい動物の撮影ならともかく、小さくて高速な種子飛散の撮影は、その数マイクロ秒が命取りになるので、遅延を限りなくゼロにしたい。色々調べているうちに、プログラムを簡易的な書き方に変えて、処理時間を大幅に減らす方法があることが分かった。
その方法で試してみたところ、センサーにアルディーノをつなげなかった場合とほぼ同等の応答速度が得られるようになった.


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