2025年10月5日日曜日

長すぎ

 


定点撮影中のレンゲソウの根がここ数日で凄まじい急成長を遂げており、かなり引きの画角じゃないと画面に収まらなくなってしまった。今回は土の水分含有量にかなり気を使っているため、土が根の潜りこみやすい程良い硬さになっていたのだが、それが災いしたようだ。

上の写真では根の全体がちゃんと写真に写っているが、最初は根の下半分が土に潜り込んでしまっていたのでそっと掘り起こして断面の表面に再設置してから写真を撮っている。
理想を言えば、土に潜りすぎず、地中断面に沿うように根が這ってくれればそういった小細工をせずに済むし、植物にも負担がかからないのだが、なかなか難しい。おそらくだが、今日根を土中から掘り起こしたせいでこの芽生えは枯れてしまうのではなかろうか?タンポポがそうだったように。
サツマイモなんかは一度掘り起こしてもまた土に埋めればまた成長を始めるのだが、あれはサツマイモが頑丈すぎるだけだ。


まあこんなトラブルが起きることは予測できていたので、予備の個体も並行して撮影中だ。


2025年10月4日土曜日

ピン甘

 自動カメラの回収に行ったら、狙っていたシーンが写っていた。



ツキノワグマにひっつき虫が付いているシーン。一見ちゃんと撮れているのだが、家に帰ってパソコンで拡大して見たらピントが甘い。もう少しクマが後ろにいるときにシャッターが切れていれば完璧にピントが合っていたのだが…

明日は時間が無いので無理だが、明後日にまた現地に行ってカメラの調整をしようと思う。まず、ピント位置をもう少し手前に変えるのと、いくらなんでもライティングが雑過ぎるのでストロボをもう一灯設置しようと思う。光量が落ちるのであまり付けたくなかったが、ディフューザーも取り付けよう。流石に影がきつすぎる。

ところで、シンクロコードを分岐させるための部品を久々に買おうとしたら、アマゾンに在庫が一つも無くなっていて買えなくなっていた。

ビックカメラにも無いしエツミのオンラインショップにも売ってない。もしかして、もうまともなルートでは手に入らない?困るなぁ。








2025年10月1日水曜日

根粒菌はいつ付くのか

 


定点撮影中のレンゲソウ。本葉が出てきた。レンゲソウをはじめとしたマメ科の仲間は根に根粒菌を付けることで有名なのだが、レンゲソウは成長のどの段階で根粒菌を付け始めるのだろうか。
去年だったか、シロツメクサの本葉を出したばかりの小さな芽生えに根粒菌が付いているのを見たことがあるので、レンゲソウも本葉を出した時点で根粒菌が付くと思っていたのだが上の写真にはまだ根粒菌はついていない。

さて、ここまではたいして撮影に苦労はしないのだが、地中断面に植えている植物は成長が異常に遅くなることが多いので、二枚目の本葉が出るのがとても遅くなったりする。そうなった場合、根が土にちゃんと活着していないことが主な原因だったりするのでどちらにしろやり直しを強いられる。
6月頃にタンポポの地中断面を撮影していたのだが、実は失敗してしまった。本葉が二枚ほど出るのに1か月もかかってしまい、とてもじゃないが正常な成育とは言えなかったので全部引っこ抜いてしまったのだ。おそらく土が固まりすぎて上手く活着しなかったのだと思う。かと言って土を柔らかくし過ぎると今度は地中断面が崩れ落ちやすくなるので難しい。以前、黒土に腐葉土を混ぜたものを地中断面に使ったら、たった数日で木箱の蓋を開けた瞬間に崩れ落ちてしまった。




いつの間にかキンモクセイが咲いていた。


日本に植えてあるキンモクセイは殆どが雄株。花をよく見ると蕊から花粉がわき出している。