2025年10月8日水曜日

色々工作

ツリフネソウの種子飛散の撮影を本格的に始めている。

種子を狙ったタイミングで弾けさせるためにいろいろと試してみたが、やはり、何か小さいものを直接果実に衝突させるしか方法は無いという結論に至った。
埴沙萠さんがツリフネソウの種を射出して果実にぶつけるための種鉄砲を作られていて、それを初めて知った当時は遊び心のある人だなぁと思っていたのだが、今となってはとても合理的な発想だと感じる。本当にそれしか方法が無いのだ。
ツリフネソウの種子飛散は栗林慧さんがとてもクオリティの高い写真を撮られているが、栗林さんはどうやって弾けさせたのだろう。カタバミやカラスノエンドウはドライヤーで温めたら弾けるとTHE MOMENTで書かれていたが、ツリフネソウに関してはどうやって弾けさせたのか記述が無い。



埴さんよりも簡易版だが、種鉄砲を作ってみた。園芸支柱として売られている女竹の中から空洞がなるべく小さいものを選び、中に種をセットし、輪ゴムの力で射出する。種のサイズに対して竹の空洞が大きすぎると狙った場所への命中率が下がるらしく、もう二回も作り直している。上の画像は三台目だ。

埴さんの種鉄砲には引き金が付いており、指一つで射出できる仕組みになっているのだが、僕がそれを作ろうとすると新しい工作道具を買う必要があるので金が無さ過ぎて断念。既に機材を買いすぎてクレカの支払いを3か月連続で引き延ばしたりしているのでもう限界だ。

さて、新しく作った種鉄砲の試運転をしようと思ったのだが、ここ数日で種と果実を使い切ってしまったようでもう在庫が無い。また山に採集に行かねばならない。




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