台風の真っ最中だというのに、定点撮影中のヒマワリが開花してしまった。青空バックで撮るのは絶望的だ。今撮影中の蕾が一番形の良い蕾だったのだが、仕方ない。あとは予備の個体が晴れの日に開花することを祈るしかない。
午前中だけ雨が止んだので、定点撮影中のオオバコの様子を見に行く。
もう茶色く熟しているかな?と思っていたのだが、まだまだ緑色の未熟なままだった。花が散ってから実が熟すまでどのくらいかかるのだろう?アサガオなんかだと、実が熟すまでにちょうど一か月くらいかかるのだが。
オオバコの実はカプセル状になっていて、熟すと割れて種がこぼれる。
林道の入り口で見つけたこの野イチゴはなんだろう?結構大きい。
調べてみたら、エビガライチゴと言う種類の様だ。いたるところに赤い腺毛があるのが特徴。この山域にはクマが多いので、もしかしたらクマの食料になっているのかもしれない。
エノコログサの花を撮ってみようと思い立ったのでカメラを向けてみたが、屋外だと風が吹いているせいで深度合成がほぼ不可能。そこで、庭に生えていたエノコログサの穂を室内で撮影することにしたのだが、室内でも結構撮りにくい。
まず、花自体が非常に小さいので大きく写らないこと。上の写真はOMSYSTEMの90㎜マクロで撮影しているが、ノートリミングでこの大きさだ。純正テレコンが欲しい…
それから、エノコログサの穂は大量の毛でおおわれているので、花が毛で隠れてしまう。そのままだと撮れないので、毛を何本か引きちぎってから撮影することにした。
引きちぎると言えば、以前、ある自然写真家が撮影時に被写体の目の前にある雑草を引き抜いたことに対して、ネット上で批判するコメントを見たことがある。しかしそのくらいは皆やっているので、敏感になりすぎだと思う。
それどころか、生き物の生態を撮影する人は写真を撮らない人よりも生き物を傷つけていることは確実だと思う。僕だって、今日みたいに撮影用の草を引きちぎったり、わざわざ虫を飼育して死なせたりするし。
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