朝からひたすらに山歩き。
いい加減にタヌキの溜め糞を見つけたいのだが、中々新規開拓できない。
この時期は、タヌキが糞をしてもすぐに虫が糞を分解するせいで溜め糞が見つけにくい。
しかし、タヌキの溜め糞があった場所は、エノキやアケビの芽生えが不自然に密集していることが多いのでそれを目印に探すことができる。芽生えが密集するのは、糞の中の種子が発芽するせいだ。
炎天下の中、半日ほど歩いたら体力の限界。頭が痛くなってきたので帰ることにした。甲府盆地は暑すぎる。
溜め糞は舗装路の上や獣道など、様々な場所にできるけれど、どちらかと言うと開けた場所に形成されることが多い気がする。なので林道を登りながら開けた尾根道を見つけ、そこを重点的に探すようにしているのだが、中々見つからない。
今日は成果ゼロかな?と思っていたら、林道上にガクアジサイを発見。
ガクアジサイは、虫をおびき寄せるための装飾花と、受粉するための真花で構成されている。
一見花に見えるのが、装飾花
小さいのが真花。こっちが受粉して実になる。
自然度の高い場所に植えてあるガクアジサイにはたくさんの虫がやってくるが、虫たちは真花の花粉に用がある。
マルハナバチがひっきりなしに来ていたが、これがすばしっこい動きをするので、撮影が難しい。
マルハナバチの撮影に苦戦していたら、ヨツスジハナカミキリも飛んできた。
よく見ると、雄蕊の花粉を食べていた。
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