2025年6月9日月曜日

ネジバナ

 


ネジバナの花がピークを迎えつつある。
ネジバナと言えば、花の中に花粉塊という花粉の塊が収納されていて、虫が口を突っ込むと花粉塊がくっ付くという話が有名だ。
今月はそのシーンを何としても撮りたい。


実際に撮ってみると、花粉塊が虫にくっ付く様子自体は簡単に観察できることが分かった。しかし、これを高いクオリティで撮ろうとするとかなり難しい。
上の写真はハナバチの足に花粉塊が付いているのだが、少しぶれが発生しており、写真がよろしくない。

こちらはブレは無いのだが、慌てて撮ったせいでかなり引きの写真になってしまい、かなりトリミングしてある。


セイヨウミツバチも吸蜜に来ていた。小型のハナバチよりも撮影は簡単かと思いきや、一つの花への滞在時間が短いせいで意外に難しい。


これも足に花粉塊が付いているのだが、かなりトリミングしているのでボツ。
あと、ミツバチの場合、花粉塊が口についてもすぐに足の花粉籠に花粉塊を移動させてしまうので、口に付いている様子を撮るのが難しい。
明日リベンジかなぁ。




2025年6月8日日曜日

糞の痕跡

 タヌキの溜め糞を探しに林道へ。
探すと言っても、2年前に溜め糞があった場所にもう一度出向いて、まだその場所が使われているか確認しに行くだけだ。
溜め糞は、渓流の真横の獣道に見つけていたのだが、件の場所はかなり山奥にあるので、通って撮るには骨が折れる。本当はもっと身近な場所の溜め糞を見つけたい。

溜め糞場のある渓流に到着。林道を一時間近く走ったと思う。本当に遠い。
さて、本命の溜め糞だが、きれいさっぱり消失していた。流石に二年も経てば使われなくなるか…



アカハライモリが歩いていた。久々に見たかも。

無駄足になるのも癪なので、市街地に戻りつつ、新たな溜め糞を探すことにした。


溜め糞を探していたら、木の根元にやたらとエノキの芽生えが集まっていた。近くにエノキの木は見当たらない。十中八九、タヌキの溜め糞があった痕跡だろう。
エノキの実を食べたタヌキがここに溜め糞をして、それが春になり芽生えたのだと思う。



帰宅中、ノアザミが咲いているのを発見。数日前から探していたので嬉しい。
似たような花にノハラアザミがあるのだが、総苞がベタベタしているのでノアザミで間違いないだろう。
日当たりの良い山野や草原に生えていると書いてあったが、この個体は日当たりのあまり良くない林縁に生えていた。












2025年6月7日土曜日

趣味

2日ほど、日記の更新を忘れていた。僕のこの日記はただの趣味で残しているだけなので、毎日更新! みたいな義務感は無い。僕の場合、義務感を持ったらすぐにつまらなくなると思う。閲覧数も、知り合いと友人だけ見てくれれば良いと正直思っているので、Twitterの公開垢で更新の告知をすることも無い。この閉鎖的な環境が好きなのだ。

僕は人のブログを見るのが好きなので毎日色んな人のブログを読んでいるが、特にこのブログ面白いなぁと思うブログは、あまり義務感を持っていないようなブログだ。あれらはきっと、伝わる人にだけ伝われば良いと思ってやっているのだろうな。

義務でやっていそうなブログは、内容が無難すぎる気がしてなんだか飽きる。例えば、チェーン店の店舗ブログを熱心に読んでいる人は少数派だろう。

ただ、例外もあって、友人や知り合いのブログは多少内容が予定調和でも、顔を知っている分、面白さが倍増する気がする。もっと同年代の人間はブログをやって欲しい。時代遅れかもしれんけど。


タンポポの定点撮影、それなりに上手くいっていたのだが、もう一回やり直すことにした。
最初は「これでもいいか」と思っていたのだが、自分が撮った写真を見た後に、埴沙萠さんの写真を見たら、同じシーンなのに埴さんの方がより詳細に根が伸びる様子を捉えていて、「いやいや、これじゃあ埴さんの下位互換になっちゃうじゃん」と考えを改めることにした。

具体的には一番最初の、種から初生根が出てきて双葉を開くまでのシーンを4カット以上かけてもう少し詳細に追うことにした。
タンポポは、種が割れて中から白い根が見え始めると、たった一日で双葉を出す直前まで成長が進む。なので、根が少しづつ伸びていく様子を詳細に追うには、一日に何回か撮影しなければならない。


公園のサツキが満開


花の上部に、そばかすみたいな模様がある。これは蜜標と言って、虫に蜜のありかを知らせる役割をしているらしい。


アヤメの花のこの模様も蜜標なのだろうか?よく大型のハナバチが頭を突っ込んで吸蜜しているけども。


2025年6月4日水曜日

断面崩れる

雨が上がって、今日から3日間は晴れの予報だ。まずは、タンポポの地中断面の撮影をする。昨日、一日中雨が降っていたおかげで、いい感じに根に水分が吸収されているだろうと断面を開けたら、芽生えが見当たらない。

木箱の底を見てみると、断面から外れてぐちゃぐちゃになった芽生えを発見。慌てて断面に無理やり戻そうとしたら、断面が雨で湿っているせいで柔らかくなっており、雪崩のように崩れてしまった。

またやらかした。小雨ならまだしも、昨日みたいな大雨の時は断面が削れて植物が洗い流される可能性があるのか。次からは、大雨の日は木箱にビニールシートを被せておこう。

林道でマタタビが目立つ。

マタタビは花期が近づくと、葉が白くなる。葉の中に空気の層ができるから白く見えるのだそうだ。

葉が白くなることで、虫たちに花が咲いていることを知らせているという説がある。花も撮影しておこうと思ったのだがまだ咲いていなかった。

ところで、ノアザミの花を撮影したいのだが中々見つからない。花期はもう来ていると思うのだが。うちの近所で見つかるのはアメリカオニアザミばかりで、在来のアザミが少ない。ノアザミは日当たりの良い草原環境によく生えているらしいが、山梨で草原環境が多い場所は、大抵標高が高い地域なので、初夏が来るのが遅い。6月下旬にならないとアザミは咲いてくれないかもしれない。

とりあえず清里の方に様子を見に行ってみるか。

2025年6月3日火曜日

サツマイモの蜜

 朝から土砂降り。低気圧のせいで体調が最悪で何もする気が起きない。
結局、午前中は何もする気が起きず、写真を撮り始めたのは夜、バイトから帰ってきてから。

昨日採集してきたイタドリをビニールハウスから取り出し、蜜腺の様子を見る。

やっぱり!蜜が分泌されていた。イタドリも、花外蜜腺にアリが蜜を吸いに来ることで有名だ。


家で栽培中のサツマイモの苗を切り取り、これも蜜腺の様子を見てみる。

こちらも蜜を分泌している様子を観察できた。
イタドリやカラスノエンドウはアリが吸蜜に来ている様子を撮影しているが、サツマイモの蜜腺にアリが来ている様子はちゃんとした写真を持っていないので撮影しておきたい。
一応、撮ってはあるのだが、庭にいるアリは小型のマイナーなアリばかりで、クロヤマアリみたいな大型のアリが吸蜜に来てくれないのだ。

「アリが蜜腺で蜜を吸う」と言っても、実際に屋外で蜜腺を観察すると、太陽光で蜜は殆ど蒸発している。そのため、アリが蜜腺で吸蜜している様子を撮影しようとしても、蜜腺に口を当てているアリの写真しか撮れない。本当は上の写真のように水滴状に分泌された蜜に直接口を付けているアリが撮れたら最高なのだが…
それを撮影するには、蜜がまだ殆ど蒸発していない雨上がりの朝に、一番客のアリを撮影しなければならないのかもしれない。





2025年6月2日月曜日

滞在時間

 

道端でイタチハギの花をしょっちゅう見る。イタチハギは、北アメリカからやってきた外来植物で、もともと法面の緑化に利用されていたものが野生化したらしい。
見た目はちょっとキモイのだが、ミツバチが良く訪花する。


一つ一つの花は筒状になっていて、ミツバチは筒の中に口を突っ込んで蜜を吸う。
この時、結構時間をかけて吸っているような気がする。花の滞在時間が長いと言えばよいのだろうか。たとえば、ノイバラにやってくるハナバチを見ていると、マルハナバチやセイヨウミツバチは一瞬で花粉を集めて飛び立ってしまう。一つの花への滞在時間は二秒も無かったと思う。同じマメ科の、アレチヌスビトハギなんかも、2秒ほどで飛び立ってしまうのだが、イタチハギはそれらの花よりも数秒長く蜜を吸っている気がする。



数日前から取り組んでいたタンポポの撮影だが、根が枯れてしまったのでまた新しい個体で撮り直している。やはり、発芽したばかりの根(初生根)をいじくり回すと、成長せずに枯れてしまうことがあるようだ。

2025年6月1日日曜日

花粉塊

 早朝、久々に晴れを確認。急いで庭で定点撮影中の野菜を撮影する。晴れの日の朝じゃないと綺麗に写らないのだ。何とかそれなりのクオリティのものを撮影出来た。

午前9時を過ぎても青空が出ているので、朝飯を食べずにそのままソメイヨシノの撮影に直行。


6月分のソメイヨシノの定点撮影。この場所は、背後に南アルプスの山々があるせいで、雲が溜まりやすい。本当は雲一つ無い青空が理想なのだが。
このソメイヨシノの一本木の定点撮影は去年の7月から始めているので、もう少しで1年が経つ。しかし、実は先月、5月分のカットを撮り損ねてしまった。
5月の中旬から下旬にかけて青空快晴の日が一日も無かったのだ。また来年か…


公園の芝生でしゃがんで目線を低くすると、シバの小さな穂が沢山出ていることに気づける。


穂をよく観察すると、実がびっしり付いていた。


芝生の中で、ネジバナが花茎を伸ばし始めている。
ネジバナと言えば、花に面白い仕組みがある。


細い棒を用意して、


花の中に差し込んでみる。すると、、、、


棒の先にちっさい塊が付いてきた。
これは、花粉塊と呼ばれるもので、ランの仲間によく見られる仕組みだ。
虫が蜜を吸うために口吻を花に差し込むと、この花粉塊がひっついてきて受粉を手伝わされるという工夫だ。

今年は、どうにかしてこれが虫に付く様子を撮影したいのだが、果たして可能だろうか?









2025年5月31日土曜日

放置

サツマイモの水耕栽培を試したまま2か月くらい放置していたのだが、今日様子を見てみたら苗が長く伸びていた。


通常、サツマイモの苗は温床と呼ばれる土の中に種芋を埋めて栽培するらしいのだが、土を使わずに水にそのままつけておいても苗は伸びてくる。
僕も一応、温床栽培と水耕栽培の両方を試してみたが、一般家庭で一番真似しやすいのは水耕栽培の方だった。ただ、水耕栽培は3日に一回は水替えをしないと芋がすぐにかびてしまうので注意が必要。しかもカビを少しでも放置するとイモが腐った時特有の甘ったるい異臭が部屋を漂い始める。
上の写真は、水を入れた花瓶に芋を挿して水替えもせずに二か月ほど放置しただけ。当然カビが生えまくったのだが、何故かちゃんと苗が伸びてくれた。


ちなみに、野菜の水耕栽培に関してはこの児童書が面白い。

2025年5月30日金曜日

興味を持つ

 冬から始めているサツマイモの撮影だが、トラブル続きでなかなか上手くいかない。
定点撮影の場合、一連のシーンを撮影するのに数か月かかるため、やり直しが効きにくい。
なので予備の個体を大量に用意して撮影に臨むわけだが、それでもすべて失敗することもある。
撮影中に起こるトラブルの中には、ある程度被写体を知っていないと防げないようなトラブルがあったりして、下調べが大切。
下調べと言っても、自分が被写体に興味を持っている状態で調べないと頭に入ってこないし、義務的になってしまう。そこで、新しい被写体に興味を持つ努力が大切なのかもしれない。


例えばこんな本を買ってみたり、、、
これは、商業出版ではなく同人誌なのだが、同人誌らしく、内容がかなりやりたい放題なのが良い。
知識を得たいならもっと良い本があるのだが、まずは興味を持って、被写体のことをうっすら好きになることが大切なのだと思う。




さて、先月末から取り組んでいたカラスノエンドウの種子飛散の撮影だが、かなり良いカットが撮れた。
種子が一方向にまとまって飛んでいるし、種子同士が被っていないのも良い。
とりあえず今シーズンのカラスノエンドウ撮影はこれで終わりにして、明日からはカタバミの撮影に挑戦だ。

2025年5月28日水曜日

病気

撮影用に育てているサツマイモに異変が発生


葉が紅葉しているみたいに赤くなってしまうのだ。最初は肥料不足かな?と思っていたのだけれど、どうにも様子がおかしい。詳しく調べてみたら、基腐病と言う感染性の病気にかかってしまったようだ。葉が枯れるだけでなく、地中のイモも枯れていってしまうらしい。
日本ではかなり最近になって発見された病気のようだ。
流石に締め切りも近いのに病気の大発生はまずい。庭に植えてあるほとんどの株が感染してしまっており、激焦りだ。
急いで農薬を注文して散布したは良いのだが、あくまで後手の対応であり、感染してしまった株を復活させることはできないのかもしれない。

さて、病気も発生してきて大苦戦しているサツマイモの撮影だが、地中断面の定点撮影に関してはそれなりに形になりつつある。6月までに根が肥大化している様子を定点撮影しなければならないので、絶対間に合わないだろうなと絶望視していたのだが、なんと今の時期に肥大化を始めている根がいくつか見られた。
ネットの情報を見てみると、通常、サツマイモの根の肥大化は梅雨が明けた頃から始まると書いてあったのだが、無理やり早く植えたりしたのが功を奏したのだろうか。
ちなみに、肥大化した根はどれも地中断面に沿って伸びた根ではなくて、断面の内側(土中)に潜り込んだ根だったので、断面を少し掘り起こしての撮影になる。
断面を全く崩さずに根が肥大化する様子を撮影するのは無理ではなかろうか?



今年は、タンポポの根が成長していくシーンにも挑戦してみている。
このシーンを定点で撮影出来ているのは現状、埴沙萠さんだけなので、どうしても撮影しておきたい。


林道でキウイの花が満開。キウイは野生化している様子をよく見かける。鳥が種を運んでいるのだろうか?





2025年5月25日日曜日

反動

 


農道を散策していたらガマ群落を発見。ガマはそれなりの頻度で撮影するので県内の大規模な群落の場所はいくつか押さえてあるが、この群落は今まで見た中で二番目に大きい。ガマの足元にはスギナがびっしり生えている。
この場所は標高が1000mくらいあるので、花が咲くのはもう一か月くらい先だろうか?平地だとそろそろ花期のはずだ。


さて、カラスノエンドウの種子飛散を今日も撮影しているのだが、かな~り惜しい絵が撮れた。種のまとまり方、飛ぶ方向、ほとんどが完ぺきなのだが、鞘がフレームアウトしている。
種が飛んだ衝撃で鞘が画面外に押し下げられてしまったのだ。もう少し引きで撮っていればなぁ。

ちなみに、カラスノエンドウの種子飛散は赤外線ビームセンサーを用いて撮影している。
鞘の上にビームを置き、種がビームを通過したらストロボが光るようにしてある。
しかし、上の写真のように種がまとまって一方向に出てきた場合、複数の種がビームを一気に通過することになるので、その回数分センサーが反応してストロボが光ってしまう。
結果、多重露光になってしまうのだ。

そこで、僕の場合はアルディーノを使って一度センサーが反応したら数秒間は再反応しないようにプログラム制御している。
ただ、ここでも問題が発生する。アルディーノでセンサーを制御しようとすると、アルディーノのプログラムを読み込んでセンサーが動作するまでに数マイクロ秒の遅延が発生するのだ。
大きい動物の撮影ならともかく、小さくて高速な種子飛散の撮影は、その数マイクロ秒が命取りになるので、遅延を限りなくゼロにしたい。色々調べているうちに、プログラムを簡易的な書き方に変えて、処理時間を大幅に減らす方法があることが分かった。
その方法で試してみたところ、センサーにアルディーノをつなげなかった場合とほぼ同等の応答速度が得られるようになった.


2025年5月23日金曜日

芝生と花粉

 


公園のしばらく管理されていない芝生。草刈りがされていないのでシバ以外の雑草が目立つ。


この時期に伸びきった芝生を見ると、花穂が沢山のびている。高麗芝かな?


花は目立たないが、よく見ると黄色い葯が綺麗。同じイネ科のススキやエノコログサの雄花にそっくりだ。


花粉は風媒花で、少しの刺激で飛び散る。
もうすこし逆光で撮影すれば花粉が上手く描写できたのだが、今朝は曇りだったのでしょうがない。こういう時のために小型のLEDを持っておくべきだよな。
携帯式のLEDはパネル型のものが多いが、僕の用途だとパネル型はあまり良くない。
被写体の輪郭をテカらせたり、花粉をピンポイントで明るくしたり、アクセントライトを入れるような感覚で照らせるLEDが良いのだ。パネル型だと光が広がりすぎる。

さて、タヌキの溜め糞場を探しているのだがなかなか見つからない。おまけに今の季節は山に行くとメマトイやらヒルやらがまとわりついてきて体力が削られる。
植物の生態を語るにあたって、植物の写真だけを撮っているようでは限界が来るので、獣や鳥の重要なシーンもある程度撮影しておきたいのだが、、
飯村茂樹さんや埴さんが撮影を担当しているどんぐりの本なんかを読んでみても、カケスやアカネズミなど、鳥獣の写真はほぼ必ず使用されている。
僕は結構打算的に写真を撮るタイプなのだ。




2025年5月22日木曜日

ホオノキの雌花は夕方に開く

 


昨日、ホオノキの蕾は正午近くに開くのかもしれないと書いたが、前言撤回だ。
今日一日の観察で、雄性期の花は正午近くに開くが、雌性期の花は夕方にならないと開かない蕾がかなり多いことがわかってきた。


夕方に咲いた雌花と雌蕊のアップ。午後六時ごろに撮影。


午後六時になっても完全に開かない花もあるようだ。今日一日、蕾から定点撮影していたのに撮影中の花に限って開花が遅いので日が暮れてしまった。できれば午後4時くらいに開く優秀な個体を撮影したいのだが…

またやり直しかぁ。





2025年5月21日水曜日

甲虫媒花

 

午前9時時点でのホオノキ。

今日こそ蕾が開いて雌性期の花になる様子を撮影するぞ!と意気込んだは良いが、中々花が開かない。やはり蕾は午前中早くには開かないようだ。

午前11時50分ごろの様子。なるほど、蕾は正午が近づいた頃になってやっと開くのか。

しかしこの花、雌性期ではなく雄性期だ。ホオノキの花は雌性先熟なので、雄蕊の前に雌蕊が熟していなければおかしい。つまりこの花は昨日すでに雌性期の状態を終えていて今日は開花二日目と言うことになる。

またやらかした。もう撮影可能な高さにある蕾も少なくなってきたので、あと数日がラストチャンスだろう。

帰る準備をしていたら、もう萎れかけの花にハナムグリがやってきた。そういえば、ホオノキには甲虫がやってくるという話を埴沙萠さんが生前よく語っておられたという噂を耳にしたことがある。実際、埴さんの本にホオノキの甲虫訪花について書いてある本が二冊存在する。

やってきたハナムグリをよく見ると、体に白い花粉を付けてる。しかも、日が照り始めるにつれてホオノキの樹上を無数のハナムグリが飛び交い始めた。

これは是非とも取りたいシーン!と興奮したのだが、ホオノキの花はどれも高いところにあってマクロレンズで撮影できる位置までハナムグリが来てくれない。

苦戦しているうちにバイトの時間になってしまった。

明日リベンジだ。

2025年5月19日月曜日

クオリティをあげる

 


定点撮影予定のホオノキ。蕾はまだ開かない。


雌性期の花が咲いていたが、かなり高い枝に咲いていて撮れそうになかった。


少し標高を上げるために、長野へ北上。標高1000m付近ではイタドリが伸び始めたばかり。


イタドリには花外蜜腺があり、アリがしきりに蜜を吸いにやってくる。蜜腺から蜜が分泌されている様子を観察したかったのだが、分泌されたそばから太陽光で蒸発したりアリに吸われたりで日中に観察するのは難しそうだ。

フキの綿毛がまだ残っていた。


帰宅中。山から花粉が煙のように舞っているのに気が付いた。何の花粉だろうか?時期的にヒノキではなさそうだし…

いや、でも標高の高い場所にあるヒノキは今が花期なのか?登って確かめたいが、ここに至るまでの林道がここ数年ずっと閉鎖されていてアクセスしようがない。ヒノキだと思うんだけどなぁ。


さて、ここ数日カラスノエンドウの種子飛散の撮影に取り組んでいるが、中々満足のいく写真が撮れない。


現状、一番クオリティが高いのは上の写真。


種を写すのはコツをつかめば難しくないが、種がまとまった方向に飛んでくれる個体を引き当ててかつ、画面内に種が綺麗に配置されるようなタイミングでストロボを光らせようとすると中々に難しい。
クオリティを上げるには、とにかく数をこなすしかないようだ。